高須クリニックの高須克弥院長が世の中の様々な話題に提言するシリーズ企画「かっちゃんに訊け!!」。今回は、民進党の大西健介・衆院議員と蓮舫代表を提訴した件についてうかがいました。
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──すでに報じられていますが、今回は民進党の大西健介議員の発言に対して提訴なさった件について、お話をうかがいたいと思います。例の発言を知ったのは、どういう経緯だったんですか?
高須:ツイッターで、フォロワーさんが教えてくれたんだよ。それで、動画を調べてみたら、悪徳美容外科医が派手な広告や強引な勧誘で客を集めていると大西議員が話していて、その例として「例えば“イエス○○”とクリニック名を連呼するだけのCMとか」ってウチを取り上げていたわけだ。さらに、そのCMを「陳腐だと思います」と発言している。これは明らかに高須クリニックの悪口。「イエス〇〇」というCMで、高須クリニック以外にありえない。
売られたケンカはもちろん買う。しかも、僕は何一つ悪いことをしてないからね。大西議員は誇大広告で釣って高額な美容整形に誘導する悪徳美容外科医を批判してるんだけど、ウチはまったくそんなことはしていない。施術料金だって40年間据え置きなんだから。何一つこちらには落ち度がないのに、こんなにひどいことを言われて泣き寝入りする理由なんてない。
CMだって、いろんなアイディアを出して、みんなで頑張って作っているしね。ピコ太郎に出てもらったCMのどこがどう陳腐なのか説明してほしい。
──大西議員は悪徳美容外科医を問題視して発言しているわけで、本来であれば善良な高須クリニックの味方になるはずなのに…。
高須:そう、ちゃんと実態を調べていたのであれば、高須クリニックが悪徳ではないということは、わかってくれているはずなんだけどなぁ…。そもそも大西議員の選挙区は僕の地元・愛知県だし、高須クリニックがどういうところかを知らなかったとは考えにくい。「イエス〇〇」は高須クリニックのことではないという主張も、無理がありすぎるし…。
いずれにしろ、あまりにも不用意な発言と言うか、とにかく残念だよ。もしかしたら「美容外科=悪徳」という偏見だけで語っていたのかもしれないなぁ。「美容外科」という存在そのものを否定されたような気もして、ちょっと悲しくなったね。
──そして大西議員だけでなく、民進党の蓮舫代表も提訴しました。
高須:部下がやらかしたことに対して、トップが責任を取るのは当然のことだし、誰かを中傷したら反撃されるということをしっかりと知ってほしいと思う。
国会での民進党の質問なんかを見ていると、とにかく何でもかんでも与党を批判すればいいと思っているように見えるんだよ。本質なんてどうでもよくて、批判して、足を引っ張ることが目的になっちゃっているみたいな。
そういう感覚で、与党批判を繰り返しているから、細かい事実関係を調べないで、自分たちが持っている偏見だけで発言しちゃう。それで、まったく悪くない僕を中傷してしまうという事態になったんじゃないのかな。ある意味、民進党が抱えている大きな問題が露呈したような気もするね。