国際情報

ワイキキビーチが冠水の恐れ、ハワイを襲うキングタイド

梨花も住むハワイが洪水の危機に?

 吉川ひなの(37才)、長谷川潤(30才)、つんく♂(48才)…昨今、子供と一緒にハワイ移住する芸能人が増えている。2015年秋から、夫を日本に残して長男(5才)とハワイ暮らしをしている梨花(44才)は、長男の小学校進学のため引っ越しの準備真っ只中──。そんな常夏の島、ハワイが大洪水の危機にさらされている。

 5月25日(現地時間)、ワイキキビーチ沿いでは、砂浜とホテルの建物との境に砂袋が積まれたり、海辺の売店に板が打ち付けられたりなど、いつもの陽気な雰囲気とは違った光景が広がった。

「珍しく大雨が続いていたこともあったんですけど、波がすごくて、ワイキキビーチの砂が流れ込んできたホテルもあったみたいですよ。ワイキキビーチにほど近いカラカウア通りも、川みたいになっちゃって…」(ハワイ在住ライター)

 原因はキングタイド――これは極端に大きな潮の満ち引き「大潮」の影響だ。日本でもYahoo!トピックスに記事があがるなど、大きな注目を集めた。気象予報士の崎濱綾子さんはこう説明する。

「キングタイドは、月と太陽と地球が一直線に並ぶときに発生します。年に1回くらい起きるのですが、低気圧の影響など海面に何か変動がある場合に、例年より潮位が上がることがあります。

 今回のハワイの潮位は、5月26日の予想が76cmに対して94cm、翌27日が88cmと記録されていました。これは岸壁を乗り越えていくほどの高さ。大きな人的被害などはなかったようですが、市街地に海水が流れ込み、車のタイヤが海水に浸かったり、花火大会が中止になったとの報告がありました」

 天気予報に関心が高い日本なら、朝からずっと注意報が流れているはずで、梨花ら子育て移住組にしてみれば、「ゲッ!」という状況だったに違いないだろう。しかし現地では、大慌てする人はほとんどいなかった様子…。前出のライターが言う。

関連キーワード

関連記事

トピックス

紅白初出場のNumber_i
Number_iが紅白出場「去年は見る側だったので」記者会見で見せた笑顔 “経験者”として現場を盛り上げる
女性セブン
ストリップ界において老舗
【天満ストリップ摘発】「踊り子のことを大事にしてくれた」劇場で踊っていたストリッパーが語る評判 常連客は「大阪万博前のイジメじゃないか」
NEWSポストセブン
大村崑氏
九州場所を連日観戦の93歳・大村崑さん「溜席のSNS注目度」「女性客の多さ」に驚きを告白 盛り上がる館内の“若貴ブーム”の頃との違いを分析
NEWSポストセブン
弔問を終え、三笠宮邸をあとにされる美智子さま(2024年11月)
《上皇さまと約束の地へ》美智子さま、寝たきり危機から奇跡の再起 胸中にあるのは38年前に成し遂げられなかった「韓国訪問」へのお気持ちか
女性セブン
佐々木朗希のメジャー挑戦を球界OBはどう見るか(時事通信フォト)
《これでいいのか?》佐々木朗希のメジャー挑戦「モヤモヤが残る」「いないほうがチームにプラス」「腰掛けの見本」…球界OBたちの手厳しい本音
週刊ポスト
野外で下着や胸を露出させる動画を投稿している女性(Xより)
《おっpいを出しちゃう女子大生現る》女性インフルエンサーの相次ぐ下着などの露出投稿、意外と難しい“公然わいせつ”の落とし穴
NEWSポストセブン
田村瑠奈被告。父・修被告が洗面所で目の当たりにしたものとは
《東リベを何度も見て大泣き》田村瑠奈被告が「一番好きだったアニメキャラ」を父・田村修被告がいきなり説明、その意図は【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン
結婚を発表した高畑充希 と岡田将生
岡田将生&高畑充希の“猛烈スピード婚”の裏側 松坂桃李&戸田恵梨香を見て結婚願望が強くなった岡田「相手は仕事を理解してくれる同業者がいい」
女性セブン
電撃退団が大きな話題を呼んだ畠山氏。再びSNSで大きな話題に(時事通信社)
《大量の本人グッズをメルカリ出品疑惑》ヤクルト電撃退団の畠山和洋氏に「真相」を直撃「出てますよね、僕じゃないです」なかには中村悠平や内川聖一のサイン入りバットも…
NEWSポストセブン
注目集まる愛子さま着用のブローチ(時事通信フォト)
《愛子さま着用のブローチが完売》ミキモトのジュエリーに宿る「上皇后さまから受け継いだ伝統」
週刊ポスト
連日大盛況の九州場所。土俵周りで花を添える観客にも注目が(写真・JMPA)
九州場所「溜席の着物美人」とともに15日間皆勤の「ワンピース女性」 本人が明かす力士の浴衣地で洋服をつくる理由「同じものは一場所で二度着ることはない」
NEWSポストセブン
イギリス人女性はめげずにキャンペーンを続けている(SNSより)
《100人以上の大学生と寝た》「タダで行為できます」過激投稿のイギリス人女性(25)、今度はフィジーに入国するも強制送還へ 同国・副首相が声明を出す事態に発展
NEWSポストセブン