舞台『蜘蛛女のキス』(6月18日まで、東京グローブ座にて公演中)で主演を務めている関ジャニ∞の大倉忠義(32才)。アルゼンチンの首都・ブエノスアイレスにある刑務所に、2人の男が収監されている。政治犯のヴァレンティン(大倉忠義)と、未成年者に対する背徳行為で捕まったモリーナ(渡辺いっけい)。正反対な2人が、徐々に心を通わせていき──。
意外にも舞台出演は約9年ぶり、初単独主演、初の歌もダンスもない“ストレートプレイ”で2人芝居に挑戦する大倉忠義。“この愛にからめとられる。”という印象的なフレーズが冠された舞台に立つ彼に、さまざまな「愛」について語ってもらった。
◆愛するコト
「おいしいお店を巡ること! でも、お酒を飲んで熱く語ったりするの好きじゃないんですよ(笑い)。たまに、真剣な話になることもあるけど、食事の時には楽しく話したいから。いっけいさんとも一度、食事に行きました。でも、プライベートなことはまだ、全然知らないんです。“近すぎない距離感”のほうが、今回の舞台をやる上ではちょうどいいと思うので」
◆追求愛
「設定がブエノスアイレスなので、南米のことはいろいろ調べました。刑務所の中の話だけど、自分が知っておいたほうがいいな…と思うことは勉強したんです。南米は美女が多いらしいと聞いたことがあるんですけど、写真を見ていたら、確かにめっちゃきれいな人が多くて! もし生まれ変わるとしたら、そのあたりに生まれたいな(笑い)」
◆舞台愛
「ストレートプレイも単独主演も初。初めてでやるには難解すぎると演出家さんに言われました(笑い)。2人芝居で、いわばどちらも主人公なので、“座長”みたいな意識はないですね。演出家さんと(渡辺)いっけいさんと3人で、少しずつ丁寧に作り上げている感じ。苦しみもあるけど、役について考える時間はぜいたくで楽しいです」
◆仕事愛