「ママ同士のファッション、見ますね。若すぎる派手な感じだと、ちょっと友達になりづらいなって思う」
「子供と親って似てますよね。親が変だと子供も変。だから息子にもあの子には近づくなって…言っちゃった!(笑い)」
5月19日放送の『ノンストップ!』(フジテレビ系)では、『ママ友ファッションバトル』をテーマに、街行くママたちの率直な意見が続いた。そしてスタジオでは、小倉優子(33才)と千秋(45才)が衝突した。
小倉「私もそう思われてたらどうしよう。(息子の)幼稚園の送迎の時とかも、派手になりすぎず、だけど少しきちんとして、とはいつも思ってます」
千秋「(その時)お化粧はしていく方?」
小倉「朝からお化粧は絶対します」
千秋「私、それはお友達になれないかも」
小倉「えー! なんでですかー?」
千秋「毎日の送り迎えにバッチリお化粧をしている人は、私とは価値観がちょっと違うなって思っちゃう。朝から子供のお弁当とか忙しいのに、その(化粧する)時間をそんなに大事にしてる人なんだ、みたいに」
小倉「だからその分、早く起きるんです」
千秋「えらいんだけど、遊ぶときに話合わないとかちょっと思っちゃう」
小倉「えー!」
そう言って小倉は顔をこわばらせた。
少し前に、小池百合子東京都知事(64才)の厚化粧が大きなニュースとなったり、稲田朋美防衛大臣(58才)の年不相応なギラギラメイクがバッシングされたことも記憶に新しいが、それは“化粧”が女性の琴線に触れるからに他ならない。
ゆうこりんと千秋の一件も「化粧するもしないも個人の自由」とゆうこりんを擁護する声が上がる一方で、「送迎時にフルメイクなんて、TPO的にどうかな?」と千秋派の意見もあり、賛否両論が巻き起こった。
「どちらが正しいというわけでもない」と話すのは、今年1月に女児を出産したばかりの新米ママでコラムニストの犬山紙子さん(35才)だ。
「うちもついさっき保育園に預けてきましたけど、保育園のママは仕事をしている人がほとんどなので、送り迎えだからというより、仕事があるから、きちんとメイクしている人が多いんですよ。ちゃんとした企業にお勤めのかたはきれいにされてて、私たちのような自由業、フリーランスの人の方が何もしていないことが多いんです。
でも、私、メイク顔とすっぴんが全然違うのでめがねをかけますね(苦笑)。私のことなんて知らない人が多いだろうし、そんな周りは見てないとは思うけれど、それでも『すっぴんと違うね』って言われるのに抵抗がある。それはなんだろう、乙女心なんですかね(笑い)」
そもそも女性にとって化粧とは何なのか──犬山さんは「自分のため」とキッパリ。