俳優・小出恵介の(33才)の淫行騒動。6月9日発売の『フライデー』では、17才の女子高生と酒を飲み、無理やりホテルに連れ込み、行為に及んだと報じられた。
しかし、取材を進めると、この少女=歌織さん(仮名)が、高校生ではなく17才のシングルマザーであるとの証言にたどり着き、さらには歌織さんサイドから小出に対し、500万円の示談金が要求されたというのだ。
6月10日に示談が成立したが、大阪府警は任意での事情聴取を行う模様だ。今回の件に対して“美人局”“ハニートラップじゃないか”と小出を擁護する風潮も見られる。しかし、17才と知っていて女性と関係を持った小出の責任は重い。小出を知る関係者が言う。
「小出さんは仕事でもプライベートでもしょっちゅう大阪で飲んでました。1か月に1度は来ていたんじゃないかな。北新地のクラブだったり、アメリカ村のバーだったり。先輩芸能人や仕事先と飲むときは相手を立てるんですが、仲間内で飲むときは態度がガラリと変わるんです。“オレはタレントなんだぞ。楽しませてもらって当たり前”と横柄な態度になって、北新地のクラブで飲んでいても、“オレと一緒に帰ろう”と強引なところがあった。いつかこんな問題を起こすんじゃないかと、大阪在住の知人たちも心配していたところでした」
代償は計りしれない。連ドラやスペシャルドラマの放送や配信の中止、予定されていたドラマの降板などで損害賠償額は「億単位」に上ると見られている。そして何より、タレントとしてのイメージの低下は致命的だ。小出が17才の未成年者と関係を持ったことは紛れもない事実だ。
「淫行条例の内容は自治体によって違います。例えば東京なら、相手が18才未満だと知らなければ性行為を行っても条例違反には問われません。今年1月に未成年との淫行で問題視された狩野英孝が、刑事罰に問われず、“謹慎”で済んだのはこのケースだからです。ところが大阪の条例の場合、18才未満とは知らずに関係を持っても条例に抵触する可能性があります。違反すれば2年以下の懲役または100万円以下の罰金と定められています」(「弁護士法人・響」の徳原聖雨弁護士)
ただし、仮に女性が18才未満であっても、ふたりが「恋愛関係」にあれば、いわゆる淫行条例違反にはあたらないケースもある。