国内

高須院長「ぼくはサンドバッグ。左翼からのクレーム処理係」

最近のネット言論について語る高須院長

 高須クリニックの高須克弥院長が世の中の様々な話題に提言するシリーズ企画「かっちゃんに訊け!!」。今回は、最近の“ネット言論”についてお聞きしました。

 * * *
──「テロ等準備罪」を新設する改正組織的犯罪処罰法が参議院で成立しました。野党の抵抗もあって採決は深夜に及び、国会前では法案成立に反対する集会も行われていました。

高須:少々見苦しいものに感じたのはぼくだけじゃないと思うね。牛歩戦術なんてことをしている野党議員は、なんとも古臭い。投票の制限時間を過ぎた途端に、急いで反対票を投じる姿は、なかなか滑稽だったよ(笑い)。何の意味があるのか、さっぱりわからない。税金も時間も無駄。野党議員が、自分の金だけで政治活動をしているのならいいけどね。

 あと、壇上から大声で叫んでいるのも、なんだか気分が悪かったなあ。あれがネット上の議論だったら、まあ仕方ないけど、国会だからね。もっとスマートな議論をしてほしい。目立ちたいのか、なんなのか知らないけど、意見を言うなら冷静に言わないと。そんなに叫んでいる姿をニュース映像にのせてほしいのかねえ。

──高須院長もネット上ではいろいろな意見をぶつけられることも多いですよね?

高須:多いよ、多い。サンドバッグ状態(笑い)。ぼくも反応しちゃうから、喜んでどんどんいろんな意見がきちゃう。でもあれだな、かなり汚い言葉を使っている人も多いな。それこそ「バカ」とか「アホ」とか、「死ね」とか。大抵が中身のないツイートで、どうしようもないものばかり。いわゆる左翼と呼ばれる人たちは、一体どうしてあんなに好戦的なんだろうか。一応「人権派」と呼ばれているんじゃないの? 差別をなくしたいんじゃないの?

 その割には、自分と違う意見の人に暴力的な言葉をぶつけて、潰そうとする。たしかに、そういうことをされて怖くなって、従う人もいるだろうけど、それこそが人権を蹂躙している行為だからね。1ミリたりとも人権派などではない行為だよ。まあ、ぼくはどんな汚い言葉にも屈しないから、大丈夫だけどね。

──たしかに、ネット上ではイデオロギーの対立が激しく感じます。ネトウヨと左翼が激しく罵り合っているというか…。

高須:ぼくは自分で「ネトウヨだよ」なんて言ってるけど、ぼくのつぶやきの内容をよく見ないで、「ネトウヨだから、どんな暴言をぶつけてもいい」といった感じで、リプライを送ってくる人も多い。そういう左翼は本当にダメだね。レッテルだけで人を判断している。それこそが差別主義者だ。

 ぼくはイデオロギーに関係なく、ぼくのことを頼ってきてくれた人は助けたいと思っているし、どんな相手とだって対話する準備はある。それなのに、ちゃんとした意見はなかなかない。しっかりした議論に発展しないんだよ。

関連記事

トピックス

自宅で亡くなっているのが見つかった中山美穂さん
《中山美穂さん死後4カ月》辻仁成が元妻の誕生日に投稿していた「38文字」の想い…最後の“ワイルド恋人”が今も背負う「彼女の名前」
NEWSポストセブン
工藤遥加(左)の初優勝を支えた父・公康氏(時事通信フォト)
女子ゴルフ・工藤遥加、15年目の初優勝を支えた父子鷹 「勝ち方を教えてほしい」と父・工藤公康に頭を下げて、指導を受けたことも
週刊ポスト
山口組分裂抗争が終結に向けて大きく動いた。写真は「山口組新報」最新号に掲載された司忍組長
「うっすら笑みを浮かべる司忍組長」山口組分裂抗争“終結宣言”の前に…六代目山口組が機関紙「創立110周年」をお祝いで大幅リニューアル「歴代組長をカラー写真に」「金ピカ装丁」の“狙い”
NEWSポストセブン
「衆参W(ダブル)選挙」後の政局を予測(石破茂・首相/時事通信フォト)
【政界再編シミュレーション】今夏衆参ダブル選挙なら「自公参院過半数割れ、衆院は190~200議席」 石破首相は退陣で、自民は「連立相手を選ぶための総裁選」へ
週刊ポスト
中居正広氏と報告書に記載のあったホテルの「間取り」
中居正広氏と「タレントU」が女性アナらと4人で過ごした“38万円スイートルーム”は「男女2人きりになりやすいチョイス」
NEWSポストセブン
Tarou「中学校行かない宣言」に関する親の思いとは(本人Xより)
《小学生ゲーム実況YouTuberの「中学校通わない宣言」》両親が明かす“子育ての方針”「配信やゲームで得られる失敗経験が重要」稼いだお金は「個人会社で運営」
NEWSポストセブン
『月曜から夜ふかし』不適切編集の余波も(マツコ・デラックス/時事通信フォト)
『月曜から夜ふかし』不適切編集の余波、バカリズム脚本ドラマ『ホットスポット』配信&DVDへの影響はあるのか 日本テレビは「様々なご意見を頂戴しています」と回答
週刊ポスト
大谷翔平が新型バットを握る日はあるのか(Getty Images)
「MLBを破壊する」新型“魚雷バット”で最も恩恵を受けるのは中距離バッター 大谷翔平は“超長尺バット”で独自路線を貫くかどうかの分かれ道
週刊ポスト
約6年ぶりに開催された宮中晩餐会に参加された愛子さま(時事通信)
《ティアラ着用せず》愛子さま、初めての宮中晩餐会を海外一部メディアが「物足りない初舞台」と指摘した理由
NEWSポストセブン
「フォートナイト」世界大会出場を目指すYouTuber・Tarou(本人Xより)
小学生ゲーム実況YouTuberの「中学校通わない宣言」に批判の声も…筑駒→東大出身の父親が考える「息子の将来設計」
NEWSポストセブン
大谷翔平(時事通信)と妊娠中の真美子さん(大谷のInstagramより)
《妊娠中の真美子さんがスイートルーム室内で観戦》大谷翔平、特別な日に「奇跡のサヨナラHR」で感情爆発 妻のために用意していた「特別契約」の内容
NEWSポストセブン
沖縄・旭琉會の挨拶を受けた司忍組長
《雨に濡れた司忍組長》極秘外交に臨む六代目山口組 沖縄・旭琉會との会談で見せていた笑顔 分裂抗争は“風雲急を告げる”事態に
NEWSポストセブン