2018年4月開始のNHK連続テレビ小説『半分、青い』のヒロインが永野芽郁に決定した。朝ドラは2013年の『あまちゃん』(ヒロイン・能年玲奈・現「のん」)以降高視聴率が続いており、今や女優にとってのステイタスとなっている。
当サイトでも、朝ドラの影響については、5月23日に〈仮面ライダー&戦隊出身俳優、ブレークに必要なのは朝ドラ〉などの記事を掲載しており、男性タレントにとっても朝ドラ出演が大ブレークの重要ファクターになっていることを報告した。
これは、「戦隊モノ」「ライダー系」に出た男性俳優がさらなるステップアップに朝ドラが重要だ、という話である。同記事内では、イケメン評論家・沖直実氏によるこんなコメントが紹介された。
〈ヒーローを卒業してうまく朝ドライケメン枠に入れた人は必ずブレークしていますよね。もともとお母さん層や子供たちを虜にしていることに加え、おばあちゃん層も取り込めます。菅田くんは『ごちそうさん』でしょ? 福士蒼汰に松坂桃李、玉山鉄二、綾野剛もそう〉
朝ドラ女優も同様に高評価を受けている。2016年12月24日に日経新聞の夕刊に掲載された〈広瀬すず、有村架純… 「ポスト黄金世代」女優が台頭〉という記事では、〈「タレントパワー」女優部門ランキング〉の2016年5月調査の結果が紹介されているが、有村架純(『ひよっこ』・4位)、堀北真希(『梅ちゃん先生』・8位)、杏(『ごちそうさん』・13位)となっている。そして、以下の記述がある。