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キャバ嬢内の「鉄の掟」 最大のタブー「バクダン」とは?

桜井野の花がキャバクラの「鉄の掟」を紹介

 どの世界にも特有のルールが存在するものだが、男女の思惑や金銭が飛び交うキャバクラの世界はさらにシビアだ。守らないと「大変なことになる」という業界独自の掟を、今年6月にキャバクラを卒業し、新店舗『N(歌舞伎町)』のプロデューサーとして新スタートをきった桜井野の花(26)が紹介する。

◆最大のタブー“バクダン”

 キャバ嬢同士の最大のタブーは“バクダン”だ。

「バクダンはヘルプの娘が本指名の娘の目を盗んでお客様の指名を自分に変えさせてしまう、絶対NGな行為です。ヘルプの娘は指名が決まってるお客様と勝手に連絡を取っちゃいけないし、セックスなんてもってのほか。けど最近はそんなタブーを平気で侵す娘もいる」

◆他人の“個人情報”は語るべからず

 自分を「良く見せよう」とする世界ゆえ、嬢たちの“本当の個人情報”は他言無用だ。

「たとえば他のお客さんに“◯◯ちゃんって何歳なの?”って聞かれても、私たちキャバ嬢は知らんぷりするのが基本です。その娘が年齢を偽っていることもあるし住んでいるところや、趣味だって嘘だったりする。言ってしまうことでトラブルを呼び起こしかねないからです。まさに口は災いの元ですね」

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