近年は「キャバクラ嬢」が、女子高生の「なりたい職業」の上位にランクインするようになった。綺麗に着飾り、男性からちやほやされるだけで高額報酬が得られるからだという。ただ、そうした女性は業界全体のほんの一握りに過ぎない。彼女たちは熾烈な「オンナの世界」をどのようにして勝ち抜いたのか。伝説のキャバ嬢の豪快ストーリーを聞こう。
●一晩で「3000万円」売り上げた歌舞伎町の伝説
愛沢えみり(28)『FOURTYFIVE』(歌舞伎町)
最初に勤めた地元・横浜のキャバクラや移籍した六本木の店では、席に着けない「回転寿司キャバクラ嬢」と呼ばれていたえみり嬢。しかし、その後歌舞伎町で才能を開花させ、いまではアパレルブランド「エミリアウィズ」を立ち上げ大成功を収めるまでに。
「全盛期は1日4人のお客様と同伴したことも。24歳のバースデーイベントで3000万円売り上げて完全燃焼。翌年から昼職メインに切り替え、今はお店での時間は最高の癒しになっています」