7月5日、0時過ぎ、“松居劇場”が幕を開けた。松居一代(60才)がインターネット上にアップした動画は瞬く間に広まっていく。「『週刊文春』に騙された」との主張がはじまったその30分後には《妻・松居一代を欺き続けた船越英一郎 裏の顔》と題し夫・船越英一郎(56才)の不倫をまくしたてた。
翌日も翌々日も、ブログや動画をネット上に投稿し、詳細なエピソードを披露しながら夫の不貞を今も訴えている。そして「嘘は絶対につきません」と何度も何度も繰り返している。あまりにまっすぐ前を見据える視線と強い口調を聞いていると彼女の主張が正しいのではないかという気にもさせられてくる。
しかし世を賑わす松居の投稿を詳細に検討すると、曖昧な根拠で語られたことや、“すべて話す”と言っているのにあえて隠されていることに加えて、明らかに事実とは異なる内容が少なくない。「嘘はない」と断言しているにもかかわらずなぜ──。
「松居さんがインターネットで船越さんを攻撃しはじめたのは『女性セブン』と『週刊文春』が原因です。2誌が『船越が離婚調停申立書を裁判所に届け出た』ことを報じると知って、急きょ発売日前日に動画をアップしたんです。船越さんが松居さんに耐えきれず離婚を決めたという記事が世に出る前に、“船越の方が不倫している悪者なんだ”と世間に印象づけたかったんでしょう」(芸能ジャーナリスト)
船越は5月中旬から離婚調停の申立書の作成に入り、7月上旬には裁判所に提出された。
「そのことを知っていたのか、“もう船越は戻ってこない”と察したのか、松居さんも5月中旬に『週刊文春』(以下、文春)に連絡を取り、船越さんを攻撃する準備を始めたんです」(芸能記者)
しかし、その文春と松居は決裂する。
◆私のパーソナルトレーナーにならない?