歌手・森高千里(48)を語る上で外すことができないのが、1993年に発表された森高作詞のシングル「渡良瀬橋」だ。
ポップな曲調が多かった彼女が書き上げた叙情的なメロディに多くのファンが酔いしれた。2007年には栃木県足利市にある渡良瀬橋のたもとに歌碑が建立されたほどだ。
そんな名曲のミュージックビデオが11月、美しい画質になって発売されるという。
じつは、1991年8月22日、デビューから4年あまりの森高が行なった『ザ・森高』ツアー(渋谷公会堂)の未発表映像や音源、写真などが26年の時を超えて、所属事務所やレコード会社の倉庫から発掘された。このミュージックビデオも倉庫に眠っていた高解像度のフィルムが新たに発見されたものだ。その映像の一部を、ここに掲載する。
●もりたか・ちさと/歌手。1969年4月11日生まれ、熊本県出身。1987年「NEW SEASON」でデビュー。「17才」「私がオバさんになっても」「渡良瀬橋」ほか代表曲多数。1999年から育児のため活動を制限し、2011年からライブを再開、徐々に活動を広げる。
1991年の未発表ライブ映像を収録した『「ザ・森高ツアー」1991.8.22at渋谷公会堂』は7月26日発売。森高が購入者の名前を書いた直筆サインのプレゼントなど超豪華特典付きの6枚組(ブルーレイ+3UHQCD+2LP)完全初回生産限定BOXは1万9800円。ブルーレイ盤(+2UHQCD)は5940円、DVD盤(+2UHQCD)は4860円。
撮影■木村晴
※週刊ポスト2017年7月21・28日号