中国四川省成都市郊外の農村で、目隠しをして、竹の長い棒を持って平衡を保ち、綱渡りをする6歳の男の子の映像がインターネット上でライブで流されたことから評判となり、多くの人々が称賛の声を送った。しかし、この子の父親は綱渡りをした後の息子にビールを飲ませる映像まで流したことから、「やり過ぎだ。あまりにも無知。子供を食い物にしている」と批判されるなど、大きな騒動に発展している。成都市の地元紙「成都経済日報」が報じた
それによると、父親の張愈さんは息子の王王君が小さいころから自宅前の庭にある木と木を綱で結んで、その上を歩かせる綱渡りを教えていた。
王王君は生まれつき運動神経がよく、平衡感覚も優れていたため、簡単に綱渡りをマスター。張さんは王王君に布製の目隠しをして、竹の棒を持たせて、改めて綱渡りをさせたところ、何回かの失敗のあと、それをマスターした。
張さんはインターネットで、王王君の綱渡り映像をライブで流したところ、多数のフォロワーがついたところから、スポンサーも現れ、張さんの生活も安定したという。
そんな矢先、張さんが王王君にビールを飲む映像が流されたことから、ネット上では「子供にビールを飲ませて、健康が心配。あまりにも非常識だ」などと、張さんへの批判が多くなった。