伝説のアイドルグループ「おニャン子クラブ」の会員番号29番・渡辺美奈代が、20年ぶりのビキニに挑戦した。
渡辺は1985年に、『夕やけニャンニャン』のオーディションに合格すると、瞬く間に人気メンバーとなり、翌年にはシングル『瞳に約束』でソロデビュー。ファーストシングルから5枚連続でオリコン初登場1位を獲得し、当時のオリコンの記録を塗り替えた。おニャン子クラブ解散後も歌手や女優として活躍を続け、2016年に芸能生活30周年を迎えた彼女は、なぜ今、水着になったのか? 渡辺本人が語る。
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デビュー30周年を記念したミニアルバムのブックレットに収録するため、20年ぶりに水着の撮影に挑戦しました。デビュー曲のポスターも水着でしたし、アイドルに水着はマストです。
プライベートでは水着を着るのは色々考えてしまいますが、今回は振り切った気持ちで昔のイメージのままアイドルを再現できたと思います。当時でもあまりしたことのない、水着姿でのジャンプにも挑戦したんですよ。
ニューアルバム『HAPPY STORY』やブックレットは1980年代アイドルをテーマにしました。撮影に向けて、パーソナルトレーナーとのトレーニングやウォーキングなどをして挑みましたが、毎日の家事で動き回っている時が一番カロリーを使っているかも(笑い)。
昨年30周年の節目を迎え、今年は新たなスタートにしたいと思っています。初めてインストアライブにも挑戦し、何か所も回る予定です。9月23日開催予定のバースデーライブまで、1人でも多くの皆さんに感謝の気持ちを直接伝えたいと思っています。
【プロフィール】わたなべ・みなよ/1969年9月28日生まれ、愛知県出身。豪華ブックレットがついたミニアルバム『HAPPY STORY』は7月19日発売(定価2000円+税)。
■撮影/佐藤秀星
※週刊ポスト2017年7月21・28日号