7月21日、KinKi KidsのCDデビューから、20年がたつ。その記念日に、彼らの初主演連続ドラマと初MCバラエティー番組の2番組がスペシャルで奇跡の復活を果たす。
当時18才だったKinKi Kidsが初めて主演した連続ドラマが『ぼくらの勇気 未満都市』(1997年10~12月放送)。大地震のニュースを知って幕原地区に来たヤマト(堂本光一)とタケル(堂本剛)。しかし、それは政府による情報操作で、封鎖された街は微生物「T幕原型」に汚染されていた。大人は死に絶え、街に残ったのは未成年者だけ。ヤマトやタケルは暴力に支配された子供だけの街で、さまざまな困難を乗り越えながら仲間を作り、秩序を取り戻していく──という物語。
そして、7月21日21時に『金曜ロードSHOW!』特別ドラマ企画として、日本テレビ系で放送されるのが『ぼくらの勇気 未満都市2017』だ。連続ドラマの最終話で、ヤマトが「20年後の今日、またこの場所に集まろう」と言った約束が果たされる。2017年の12月24日、約束の場所で再会した2人はアキラ(相葉雅紀)を見つけるが、その後、行方不明となる。かつての仲間たちに連絡を取るうちに、2人は「T幕原型」が再びよみがえったのではと推測するが…。
『ぼくらの勇気 未満都市2017』について、KinKi Kidsの2人が思いを明かしてくれた。
堂本剛(38才)はこう語る。
「20年の時を経て、再びタケルに会える喜びを感じています。あの頃の若さゆえの真っすぐな正義感、純粋な気持ちを懐かしく思いながらも、大人になったタケルを生きたいと思います。多感な時期に出会ったスタッフの皆さんと、一緒にものづくりができるご縁に感謝しながら楽しみたいです」
堂本光一(38才)はこう語る。
「大人たちに立ち向かっていた自分たちが大人になり、逆の視点から感じた真っすぐな思いを、再びヤマトを通して表現できる楽しみを噛みしめています。当時ご覧いただいていたかたはもちろんですが、初めてのかたがたにも楽しんでもらいながら、思いが伝われば幸いです」