秘境アマゾンの巨大カタツムリに生でかじりつき、茶色く濁った川の水をゴクゴク飲み干す──。怖い物知らずのレポートで視聴者を釘付けにしているのが、テレビ朝日の紀行バラエティ『陸海空 こんな時間に地球征服するなんて』の友寄隆英ディレクター(42)だ。
彼は通称「ナスD」と呼ばれる。アマゾンの原住民から勧められるままに刺青用の染料を顔や体に塗りまくった結果、肌がナスのように青黒く変色し元に戻らなくなってしまったことからその名がついた。
まさに「規格外」のワイルドぶりで一躍お茶の間の人気者となったのである。その豪快なキャラクターは一緒に秘境を旅する芸人・U字工事の2人が霞んでしまうほどだ。
「業界広しといえどテレビ局社員でここまでの体当たり取材をする人間はいない。あまりのインパクトに番組視聴率はうなぎ登り。7月2日のゴールデン枠で特番を放送すると、裏が日テレのお化け番組『世界の果てまでイッテQ!』にもかかわらず9.6%の高視聴率を叩き出した」(テレ朝社員)