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徳川家康「三方ヶ原の戦いで脱糞敗走」は信憑性が低い話

家康の「脱糞伝説」は後世の創作?

 有名な歴史上の出来事として広く知られているようなことは、果たして史実なのか? NHK大河ドラマの名シーンを例に、「本当にあったこと」なのかどうか検証した。

●『徳川家康』(1983年放送、主演・滝田栄)

 武田信玄軍に惨敗し、浜松城にたどり着いた滝田演じる徳川家康を本多作左衛門(さくざえもん、長門裕之)が笑う。

「呆れ果てたお方じゃ、殿は。馬の鞍壺に糞を漏らしてござる」

 怒った家康は作左衛門の頬を殴りつけた。

「たわけぇい! これは腰につけた焼き味噌じゃい」

──1573年、織田信長討伐に立ち上がった武田信玄を、徳川家康が迎え撃った三方ヶ原の戦い。家康は敗走し、恐怖のあまり脱糞しながら浜松城に逃げ帰ったという逸話だが、歴史作家・青山誠氏によれば、「同時代の史料には出てこない話」であり、信憑性は低いという。

「この戦いの屈辱を忘れないために家康が描かせたといわれる『しかみ像』も、九男の徳川義直が“父の悔しさを忘れないために”描かせたとわかってきました」

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