芸能

Eテレで金太郎を演じた渡辺直美に「さらに進化した」評 

金太郎も「ハマり役」という渡辺直美

 NHK・Eテレ『おはなしのくに』で、昔話「きんたろう」を演じたのは渡辺直美(29)。クマとの対決シーンなど、一人芝居で見事に演じきって見せた。子供向けの番組ではあるが、ネット上では大人たちから「ハマり役」「すごく似合う!」など絶賛の声が上がった。9月4日の再放送に向けて注目度が高まる同番組の面白さについて、コラムニストのペリー荻野さんが解説する。

 * * *
 ここ数年、テレビで見る「金太郎」といえば、ご存知、au三太郎シリーズの濱田岳と決まっていたのだが、先日、「これは」と思う金太郎が出現した。Eテレ『おはなしのくに』の渡辺直美だ。
 
 直美は、おかっぱ頭のてっぺんをちょこんと結んだヘアスタイルに腹にはでっかく「金」と金文字を書いた腹掛け、もちろん大きなマサカリをかついで画面に登場。山道のセットを背景にのっしのっしと歩けば、誰もが一目で「金太郎!!」とわかるのだ。

 すごいな…女子なのに…とここで驚いてはいけない。直美は、金太郎だけでなく、途中、登場する山の動物や金太郎の母、さらにはナレーションまでこなしてしまうのである。

 足柄山の洞穴に母とふたりで暮らす金太郎は、まだハイハイのうちから大きな石臼を引っ張っていたという力自慢で、こどもながら山のでかいクマと相撲をとって打ち負かす。土俵で見えないクマを相手に声をあげ、一人芝居で演じてみせる直美。大熱演である。

関連記事

トピックス

紅白初出場のNumber_i
Number_iが紅白出場「去年は見る側だったので」記者会見で見せた笑顔 “経験者”として現場を盛り上げる
女性セブン
ストリップ界において老舗
【天満ストリップ摘発】「踊り子のことを大事にしてくれた」劇場で踊っていたストリッパーが語る評判 常連客は「大阪万博前のイジメじゃないか」
NEWSポストセブン
大村崑氏
九州場所を連日観戦の93歳・大村崑さん「溜席のSNS注目度」「女性客の多さ」に驚きを告白 盛り上がる館内の“若貴ブーム”の頃との違いを分析
NEWSポストセブン
弔問を終え、三笠宮邸をあとにされる美智子さま(2024年11月)
《上皇さまと約束の地へ》美智子さま、寝たきり危機から奇跡の再起 胸中にあるのは38年前に成し遂げられなかった「韓国訪問」へのお気持ちか
女性セブン
佐々木朗希のメジャー挑戦を球界OBはどう見るか(時事通信フォト)
《これでいいのか?》佐々木朗希のメジャー挑戦「モヤモヤが残る」「いないほうがチームにプラス」「腰掛けの見本」…球界OBたちの手厳しい本音
週刊ポスト
野外で下着や胸を露出させる動画を投稿している女性(Xより)
《おっpいを出しちゃう女子大生現る》女性インフルエンサーの相次ぐ下着などの露出投稿、意外と難しい“公然わいせつ”の落とし穴
NEWSポストセブン
田村瑠奈被告。父・修被告が洗面所で目の当たりにしたものとは
《東リベを何度も見て大泣き》田村瑠奈被告が「一番好きだったアニメキャラ」を父・田村修被告がいきなり説明、その意図は【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン
結婚を発表した高畑充希 と岡田将生
岡田将生&高畑充希の“猛烈スピード婚”の裏側 松坂桃李&戸田恵梨香を見て結婚願望が強くなった岡田「相手は仕事を理解してくれる同業者がいい」
女性セブン
電撃退団が大きな話題を呼んだ畠山氏。再びSNSで大きな話題に(時事通信社)
《大量の本人グッズをメルカリ出品疑惑》ヤクルト電撃退団の畠山和洋氏に「真相」を直撃「出てますよね、僕じゃないです」なかには中村悠平や内川聖一のサイン入りバットも…
NEWSポストセブン
注目集まる愛子さま着用のブローチ(時事通信フォト)
《愛子さま着用のブローチが完売》ミキモトのジュエリーに宿る「上皇后さまから受け継いだ伝統」
週刊ポスト
連日大盛況の九州場所。土俵周りで花を添える観客にも注目が(写真・JMPA)
九州場所「溜席の着物美人」とともに15日間皆勤の「ワンピース女性」 本人が明かす力士の浴衣地で洋服をつくる理由「同じものは一場所で二度着ることはない」
NEWSポストセブン
イギリス人女性はめげずにキャンペーンを続けている(SNSより)
《100人以上の大学生と寝た》「タダで行為できます」過激投稿のイギリス人女性(25)、今度はフィジーに入国するも強制送還へ 同国・副首相が声明を出す事態に発展
NEWSポストセブン