執拗に夫・船越英一郎(57才)を責め立てた勢いは鳴りを潜め、日々の生活がつらつらと綴られるだけになった松居一代(60才)ブログ。騒動はひと段落したかと思ったが、ここにきて事態は急変している。不貞の証拠として、ブログにたびたび登場した「恐怖のノート」が彼女自身の首を絞めている──。
小花柄のワンピースで自宅から出て来た松居一代はいつにも増して集まったマスコミに笑顔を見せていた。9月4日、彼女は東京・霞が関の東京家庭裁判所に向かった。夫・船越英一郎との離婚調停に出席するためだ。
「松居さんは歩いて駅へ向かい、自ら切符を購入して電車を乗り継いで家裁へ行きました。笑顔のまま家裁に入って行きましたが、2時間の調停が終わって外に出てきた彼女は、報道陣から質問攻めにあっても口を閉ざして帰途につきました。その日、船越さん側は代理人が出席しました」(スポーツ紙記者)
しかし、松居が真に心配すべきは離婚調停の行方ではない。全国紙社会部記者の話。
「実は警察が松居さんの逮捕、事件化の可能性を本気で探って捜査を続け、秒読み段階に入ったようです」
元おしどり夫婦による泥沼の離婚騒動が一気にヒートアップしたのは今年7月。松居が自身のブログで船越のプライベートを次々と暴露し、さらにはYouTubeを用いて夫を攻撃する動画を次々にアップした。
「松居劇場」に沈黙を貫く船越は、すでに6月末に離婚調停の申立書を裁判所に提出。さらに騒動後、船越の所属事務所は、業務妨害と名誉棄損を主張して「松居一代に対する仮処分申立書が東京地裁で受理された」と発表した。
「騒動の当初、船越さんサイドの弁護士は名誉棄損などについて警察に相談していました。その件で警察が動いていることは各メディアが把握していたのですが…」(前出・スポーツ紙記者)
しかし、水面下では名誉棄損だけではなく、松居逮捕に向けての動きが進んでいた。警察当局が注視したのは、松居が公開した船越のパスポートと「恐怖のノート」だった。
松居は7月5日にアップした動画で2冊のノートを画面に示し、《船越英一郎のノートです、これは。このノートのなかに、私がおかしいと思っていることがすべて書かれてありました…すべてです》と話した。前出・全国紙社会部記者が指摘する。