小室圭さん(25才)とのご婚約内定が発表された秋篠宮家の長女・眞子さま(25才)。多くの祝福を受けて、民間人となられる眞子さまは、母・紀子さま(50才)に長女として時に厳しく、愛情たっぷりに育てられた。
1994年12月、妹・佳子さま(22才)が誕生され、眞子さまは「お姉さん」となられた。幼い姉妹は女の子らしく、おふたりとも3才ぐらいから料理に興味を持たれた。長年にわたって秋篠宮家を取材する皇室ジャーナリストの高清水有子さんが語る。
「眞子さまと佳子さまは自分専用のエプロンをお持ちで、台所で紀子さまをお手伝いされていました。秋篠宮家は家庭菜園を営まれていて、ご自分たちで育てられた野菜を料理して食卓を彩ります。紀子さまは『不思議なことに、少し苦手だと思うような野菜なども一緒に洗い、そして切って、お料理をしたり、盛りつけしたりしますと、その味が変わるのでしょうか。それをいただくことがあります』とおっしゃられたことがありました」
紀子さまは率先して台所に立たれ、手間をかけて料理の下ごしらえや調理を行い、食事が済んだら後片付けもご自身でされた。幼い姉妹はそんな母の姿を見て育たれた。「これぞ秋篠宮家流の子育て」と高清水さんが続ける。
「両殿下は言葉より行動でお手本を示され、子供たちが自然に身につけられるように心掛けられた。公務で忙しいため、子供たちと一緒にいる時間の長さではなく、質の高さを大事にされていました」
愛情たっぷりに育てられた眞子さま。だが、紀子さまは「天皇の初孫」としての自覚を持たせるために厳しく接されることも多かった。
「学習院幼稚園に入園された頃から『ご挨拶なさい』『もっとお行儀よくなさい』と周囲の人々が驚くほど、それは細かくしつけられていました。言葉遣いにも厳しかった。眞子さまが『〇〇いたよね』という言葉を使われると紀子さまは返事をせず、『〇〇いたわよね』と女の子らしい言葉で言い直されると『そうですね』と返されていました」(秋篠宮家関係者)
「長女」の眞子さまに比べると佳子さまに対しては紀子さまも甘かった。
「例えば、幼い頃、眞子さまが男の子を追いかけ回していたら、紀子さまは厳しく注意なさっていましたけど、佳子さまが同じようなことをされても怒られることはありませんでしたから。佳子さまは、眞子さまが紀子さまに叱られているところを間近でご覧になられてきたせいか、立ち振る舞いもうまくこなされていたのかもしれませんが、姉妹でここまで違うのかと驚いた記憶があります。感情をストレートに表現される佳子さまに対して、眞子さまは遠慮がち。紀子さまが眞子さまに『わきまえさせていた』という印象があります」(秋篠宮家関係者)