アイドル顔負けの美貌と歌唱力を兼ね備えた若き演歌の歌姫がいる。丘みどり(33)だ。
「以前週刊ポストさんに取材していただいた時の記事がキッカケでいろいろな番組に呼ばれるようになりました。今回もきっといいことがあるのではないかな(笑い)」(丘)
18歳の時にアイドルグループ「HOP CLUB」のメンバーとして芸能界デビュー。だが、演歌への夢断ち切れず、21歳で演歌歌手として再出発。
「演歌歌手になりたての頃はヘソ出しルックやミニスカで歌っていましたが、今は着物。デビュー11年の昨年にはレコード会社を移籍して、心機一転全国を飛び回っています」
昨年発売の移籍第1弾『霧の川』は3万枚を売り上げる大ヒット。今年2月発売の第2弾『佐渡の夕笛』も好調で、「今年こそ紅白出場」とファンからも熱い声援が届く。
「新曲のジャケットは赤い着物。私にとっての夢舞台である紅白の、赤組のメンバーになりたいという思いを込めました」
●おか・みどり/1984年7月26日生まれ。兵庫県出身。2005年、『おけさ渡り鳥』で演歌デビュー。2016年、地元の姫路市観光大使に任命される。新曲『佐渡の夕笛』が発売中。
■撮影/佐藤敏和、取材・文/小野雅彦
※週刊ポスト2017年9月22日号