秋の行楽シーズン、旅のお供といえば「駅弁」だ。最近登場した駅弁は、素材へのこだわりや綺麗な盛り付けなど、進化が著しい。駅弁を食べることを目的に旅に出る人もいるほど。各地の新作駅弁・注目駅弁の中から、特にユニークな3つを紹介しよう。
◆【栃木 東武日光駅】SL大樹 日光埋蔵金弁当(1350円)
日本最高額(1折15万円~)の駅弁として話題を呼んだ「日光埋蔵金弁当」の別バージョン。東武鉄道のSL「大樹」の運行開始を記念して開発された駅弁で、印籠をイメージした二段重ね容器に、ちらし寿司や日光高原牛のしぐれ煮など埋蔵金弁当に使用した素材や料理を詰め合わせた。
注目はSLに使用する石炭シャベルをイメージしたスプーンで、柄の部分に「SL大樹」の文字を刻印するなどこだわり満載。持ち帰れば再利用できそうだ(製造/日光鱒鮨本舗)。