「大栄翔、大翔丸のいる追手風部屋は、昨年末に伊勢ヶ濱一門から時津風一門に移籍しているが、やはり貴乃花親方に近い。時津風一門では他にも、時津風親方(元前頭・時津海)、湊親方(元前頭・湊富士)、錣山親方(元関脇・寺尾)、伊勢ノ海親方(元前頭・北勝鬨)など、貴乃花親方にシンパシーを覚える親方が多く、所属力士を見ても正代、豊山ら若手の実力派が揃っている」(前出の協会関係者)
ガチンコ相撲で我が道を進み、土俵改革を掲げてきた貴乃花親方。その現役時代に全力でぶつかり合った若手親方たちは、今も貴乃花親方を慕っているという。一門の枠を超えたそのグループから、着々と若い力が育っているのだ。
※週刊ポスト2017年10月6日号