国内

安倍晋三、豊田真由子、菅直人、今村雅弘の共通点は“キレる”

“プッツン権力者”はもう御免

「このハゲー!」暴言の豊田真由子氏と安倍晋三首相には共通点がある。“すぐキレる”という致命的な欠点だ──。

「こんな人たちには負けるわけにはいかない」

 国会で野党質問にすぐキレることで知られていた安倍首相は、7月の都議選の秋葉原演説で聴衆から起きた「安倍ヤメロ」コールに対し、ついに国民を相手にブチ切れた。これが大敗の最大原因になった。

「国民から権力を与えられている国会議員がキレるとパワハラになる。弾圧にもつながる。だから権力者には忍耐力と寛容さが必要で、ましてや弱者に対して感情的な怒りを見せるのは言語道断です。そんな人物に国益が懸かる外交交渉を任せることはできない」(外交評論家の天木直人・元駐レバノン大使)

 豊田氏など陣笠議員がキレる程度なら国民の被害はまだ小さい。しかし、大臣、総理と責任が重い役職になるほど国民の被害は大きくなる。

 今村雅弘・前復興相は会見で執拗な質問を繰り出す記者に「出ていけ。あなたはもう二度と来ないでください」とキレて大臣の資質を問われたが、その直後に「震災が東北でよかった」発言で案の定更迭されることになった。

 総理となると国家の危機だ。“イラ菅”と呼ばれた菅直人・元首相は東日本大震災の事故調査委の調書によれば、原発事故が起きると、現地に乗り込んで東京電力幹部たちに怒声を浴びせ、職員たちを混乱させた。国民にとって最悪のケースだった。政治評論家の屋山太郎氏が指摘する。

関連記事

トピックス

田村瑠奈被告(右)と父の修被告
「ハイターで指紋は消せる?」田村瑠奈被告(30)の父が公判で語った「漂白剤の使い道」【ススキノ首切断事件裁判】
週刊ポスト
指定暴力団六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)
暴力団幹部たちが熱心に取り組む若見えの工夫 ネイルサロンに通い、にんにく注射も 「プラセンタ注射はみんな打ってる」
NEWSポストセブン
10月には10年ぶりとなるオリジナルアルバム『Precious Days』をリリースした竹内まりや
《結婚42周年》竹内まりや、夫・山下達郎とのあまりにも深い絆 「結婚は今世で12回目」夫婦の結びつきは“魂レベル”
女性セブン
騒動の発端となっているイギリス人女性(SNSより)
「父親と息子の両方と…」「タダで行為できます」で世界を騒がすイギリス人女性(25)の生い立ち 過激配信をサポートする元夫の存在
NEWSポストセブン
宇宙飛行士で京都大学大学院総合生存学館(思修館)特定教授の土井隆雄氏
《アポロ11号月面着陸から55年》宇宙飛行士・土井隆雄さんが語る、人類が再び月を目指す意義 「地球の外に活動領域を広げていくことは、人類の進歩にとって必然」
週刊ポスト
九州場所
九州場所「溜席の着物美人」の次は「浴衣地ワンピース女性」が続々 「四股名の入った服は応援タオル代わりになる」と桟敷で他にも2人が着用していた
NEWSポストセブン
初のフレンチコースの販売を開始した「ガスト」
《ガスト初のフレンチコースを販売》匿名の現役スタッフが明かした現場の混乱「やることは増えたが、時給は変わらず…」「土日の混雑が心配」
NEWSポストセブン
希代の名優として親しまれた西田敏行さん
《故郷・福島に埋葬してほしい》西田敏行さん、体に埋め込んでいた金属だらけだった遺骨 満身創痍でも堅忍して追求し続けた俳優業
女性セブン
佐々木朗希のメジャーでの活躍は待ち遠しいが……(時事通信フォト)
【ロッテファンの怒りに球団が回答】佐々木朗希のポスティング発表翌日の“自動課金”物議を醸す「ファンクラブ継続更新締め切り」騒動にどう答えるか
NEWSポストセブン
越前谷真将(まさよし)容疑者(49)
《“顔面ヘビタトゥー男”がコンビニ強盗》「割と優しい」「穏やかな人」近隣住民が明かした容疑者の素顔、朝の挨拶は「おあようございあす」
NEWSポストセブン
歌舞伎俳優の中村芝翫と嫁の三田寛子(右写真/産経新聞社)
《中村芝翫が約900日ぶりに自宅に戻る》三田寛子、“夫の愛人”とのバトルに勝利 芝翫は“未練たらたら”でも松竹の激怒が決定打に
女性セブン
天皇陛下にとって百合子さまは大叔母にあたる(2024年11月、東京・港区。撮影/JMPA)
三笠宮妃百合子さまのご逝去に心を痛められ…天皇皇后両陛下と愛子さまが三笠宮邸を弔問
女性セブン