国内

小沢一郎氏に「小池百合子氏登場の今こそ引き際」との見方も

かつてのキングメーカーもそろそろ引き際か

 国会で質問をすることもなく、ただ過去の栄光でのみ生きながらえている。彼らは去り際を知るべきだ──。ハマコーこと故・浜田幸一氏が四半世紀前に自著『日本をダメにした九人の政治家』(講談社)で「日本をダメにした」と名指しした9人の政治家(自身のことも含む)は次々に去って行った。唯一、残っているのが小沢一郎氏だ。

 この25年の間、常に政界激動の中心にあり、今回の解散総選挙をめぐり小池百合子・東京都知事が展開した“小池劇場”の陰にも野党の連携による「オリーブの木」構想を提唱する小沢氏の存在が見え隠れしている。

 自民党では高村正彦・副総裁、谷垣禎一・元総裁らが引退を決めたが、野党の長老である小沢氏や亀井静香氏らは現役で次の総選挙に出馬する構えだ。

 しかし、新しい政治への転換を求める国民から見れば、小沢氏に代わる政界オーガナイザーが登場しない限り、新たな政党をつくっては壊す政界再編の堂々巡りが続くように思える。

〈小沢君に近かった人ほど、彼に強い憎しみを持つと言われるくらいだが、私はそこにこそ、この才能に恵まれた男の最大の弱点があるのではないかと思う〉

 ハマコーは小沢氏が自民党を飛び出して反自民の細川連立内閣をつくった直後、『日本をダメにした九人の政治家』の中でそう喝破した。外交評論家で元駐レバノン大使の天木直人氏が言う。

関連記事

トピックス

女優の広末涼子容疑者が傷害容疑で現行犯逮捕された
《病院の中をウロウロ…挙動不審》広末涼子容疑者、逮捕前に「薬コンプリート!」「あーー逃げたい」など体調不良を吐露していた苦悩…看護師の左足を蹴る
NEWSポストセブン
運転中の広末涼子容疑者(2023年12月撮影)
《広末涼子の男性同乗者》事故を起こしたジープは“自称マネージャー”のクルマだった「独立直後から彼女を支える関係」
NEWSポストセブン
北極域研究船の命名・進水式に出席した愛子さま(時事通信フォト)
「本番前のリハーサルで斧を手にして“重いですね”」愛子さまご公務の入念な下準備と器用な手さばき
NEWSポストセブン
広末涼子容疑者(写真は2023年12月)と事故現場
《広末涼子が逮捕》「グシャグシャの黒いジープが…」トラック追突事故の目撃者が証言した「緊迫の事故現場」、事故直後の不審な動き“立ったり座ったりはみ出しそうになったり”
NEWSポストセブン
運転席に座る広末涼子容疑者(2023年12月撮影)
【広末涼子容疑者が追突事故】「フワーッと交差点に入る」関係者が語った“危なっかしい運転”《15年前にも「追突」の事故歴》
NEWSポストセブン
広末涼子容疑者(時事通信フォト)と事故現場
「全車線に破片が…」広末涼子逮捕の裏で起きていた新東名の異様な光景「3kmが40分の大渋滞」【パニック状態で傷害の現行犯】
NEWSポストセブン
自宅で亡くなっているのが見つかった中山美穂さん
《中山美穂さん死後4カ月》辻仁成が元妻の誕生日に投稿していた「38文字」の想い…最後の“ワイルド恋人”が今も背負う「彼女の名前」
NEWSポストセブン
山口組分裂抗争が終結に向けて大きく動いた。写真は「山口組新報」最新号に掲載された司忍組長
「うっすら笑みを浮かべる司忍組長」山口組分裂抗争“終結宣言”の前に…六代目山口組が機関紙「創立110周年」をお祝いで大幅リニューアル「歴代組長をカラー写真に」「金ピカ装丁」の“狙い”
NEWSポストセブン
中居正広氏と報告書に記載のあったホテルの「間取り」
中居正広氏と「タレントU」が女性アナらと4人で過ごした“38万円スイートルーム”は「男女2人きりになりやすいチョイス」
NEWSポストセブン
Tarou「中学校行かない宣言」に関する親の思いとは(本人Xより)
《小学生ゲーム実況YouTuberの「中学校通わない宣言」》両親が明かす“子育ての方針”「配信やゲームで得られる失敗経験が重要」稼いだお金は「個人会社で運営」
NEWSポストセブン
約6年ぶりに開催された宮中晩餐会に参加された愛子さま(時事通信)
《ティアラ着用せず》愛子さま、初めての宮中晩餐会を海外一部メディアが「物足りない初舞台」と指摘した理由
NEWSポストセブン
大谷翔平(時事通信)と妊娠中の真美子さん(大谷のInstagramより)
《妊娠中の真美子さんがスイートルーム室内で観戦》大谷翔平、特別な日に「奇跡のサヨナラHR」で感情爆発 妻のために用意していた「特別契約」の内容
NEWSポストセブン