夏の夜空の打ち上げ花火と隣に寄り添うダンディーな男性に上機嫌。約60年ぶりに口にするというお酒のにおいを嗅いで「これ腐ってるわ」と、いつもの徹子節。黒柳徹子(84才)の休日の様子が、9月27日放送の『1周回って知らない話』(日本テレビ系)のスペシャルで特集された。
事務所スタッフらと軽井沢を訪れた黒柳は、得意料理のケチャップが隠し味のオリジナルカレーを手際よく作ったり、ハワイ出身の元大相撲力士・高見山のモノマネを披露したり。ゲームや花火に大ハシャギの黒柳は、オフでもチャーミングな素顔を見せていた。そんな彼女の笑顔の視線の先──。そこにはいつもある男性が映っていた。
彼の名は田川啓二氏(58才)。オートクチュールのビーズ刺繍家として広く知られる人物である。実は、軽井沢で黒柳一行が滞在したのも、田川氏の所有する別荘。しかも、黒柳は台所をまるで自分の家のように使うほど手慣れた様子だった。
「黒柳さんの休日に密着する企画でしたから、黒柳さんの自宅や行きつけのお店での撮影だと思っていました。なので、ロケ先が田川さんの別荘だと知った時は、驚きました。黒柳さんたっての希望だったそうです」(テレビ局関係者)
田川氏はフランスの高級服メーカーにいたときにオートクチュールビーズ刺繍に出合い、その道に進んだという。
「修業を経てオリジナルブランドを立ち上げ、宮沢りえさん(44才)や藤原紀香さん(46才)も田川さんのドレスを着たことがあります。作品に高い評価を集める一方で、NHKの『すてきにハンドメイド』などの講師として、刺繍の裾野を広げています。現在はファッションショーや企業とのコラボなど多方面で活躍中です」(ファッション関係者)
番組でもひときわ目をひいたのは、田川氏のルックスだ。
「作品の緻密さ、繊細さとは裏腹に、長めの髪とひげが印象的で、ワイルドなラテン系を思わせる彫りの深いイケメン。その姿は“ビーズの貴公子”と呼ばれるほどです」(前出・ファッション関係者)