1年前の10月10日は、市川海老蔵(39才)ら家族にとって忘れもしない日だ。当時がん闘病中だった小林麻央さん(享年34)はその日、力を振り絞って病床から起き上がると、長男・勸玄くん(4才)と長女・麗禾ちゃん(6才)が通う幼稚園の運動会に参加した。
《幼稚園の運動会、行ってまいりました!!ありがとうございます。思えば、闘病してから初めて、決めた目標でした。嬉しくて、力を使い果たし、今はクタクタです》
《年長組の旗体操は今年も感動でした。来年は、娘の番だ!》
当時の麻央さんのブログには、子供たちの頑張りを間近で見た喜びと、希望に満ちた言葉がこう綴られた。
それから1年。また運動会の季節がやってきた。昨年、海老蔵は熊本での出張公演で参加できなかったが、今年はオフ。前日から麗禾ちゃんと一緒に二人三脚の練習をする写真をブログにアップするなど、準備万端。予定日の10月7日が雨天のため延期となったが翌8日は晴天に。朝9時に開会式が始まった。
その数時間前、園の門で待機する父母たちに交ざり、小林麻耶(38才)の姿があった。年長の父母を中心に園庭での場所取りに朝早くから並ぶのだ。ママ友たちと談笑しつつも、開門と同時に一目散園庭へ。その麻耶に遅れる8時30分頃、海老蔵たちが到着した。
「場所取り係と子供を連れてくる係、海老蔵さんと麻耶さんの見事な連係プレーでベストポジションを確保できたようです。海老蔵さんも完全にジャージー仕様でやる気あふれるパパでした。麻耶さんも大きな声援を飛ばしてましたよ」(保護者の1人)