貫禄のスタートダッシュだ。『ドクターX~外科医・大門未知子~シーズン5』(テレビ朝日系)の初回放送(10月12日)は視聴率が20%を超えた。主役の米倉涼子(42才)が「こんなにも『ドクターX』を待ってくれていたんだと改めて実感しました」と異例のコメントを発表したほどだ。初回で話題をさらったのは、大地真央(61才)の登場だ。
「前作シーズン4のラストで、賄賂疑惑で僻地の病院に左遷された前院長の蛭間(西田敏行、69才)に代わり、新院長に就任したのが、大地さんが演じる志村まどかでした。白衣を着て颯爽と歩くシーンを見ると完全にハマり役です。しかも、スタイル抜群の米倉さんと並んでも引けを取らないどころか、圧倒する迫力なんです」(テレビ局関係者)
さらに番組スタッフは言う。
「2人は意外にも初共演で、現場で初めてお話ししたそうですが、短時間ですぐに意気投合。2人ともシャンパン好きということもあり、“早く収録を終わらせて飲みに行きましょうよ!”と盛り上がってました」
勧善懲悪のわかりやすいストーリーが『ドクターX』の魅力の1つだ。しかし、今回は「患者ファースト」を掲げて、「実力のある医師なら肩書は関係ないわ」と米倉を高く評価する大地が登場することで、単に悪徳医師をやっつけていくだけでなく、タイプの似た2人が切磋琢磨しながら理想の病院作りに挑む――そんな新展開が期待された。
「何より、2人の息がピッタリだったんです。以前から偶然にもボイストレーナーが一緒だったこともあり、お互いに“初めて会った気がしない”と。米倉さんは大地さんに体形維持の秘訣やメイクの秘密を聞いたり、“今後はタップダンスもやりたい”と相談したりしていましたね」(別の番組スタッフ)
米倉はこの夏、ブロードウェーミュージカル『シカゴ』に主演。女優人生における大きな挑戦だった。