都内の某私立中学校は、高校からの募集を行わない完全中高一貫校。中学受験での偏差値は70近いという最難関校で、毎年30名前後の東大合格者を輩出している名門だ。9月上旬、この中学校で行われた文化祭の来訪者に、生徒や保護者は度肝を抜かれた。
「秋篠宮家の悠仁さまがいらっしゃっていたんです。周囲には6人くらい護衛らしき人がいて少し物々しい雰囲気でした。悠仁さまは各教室で行われた展示をご覧になっていました。もしかしてウチを受験されるんでしょうか?」(保護者の1人)
現在、お茶の水女子大学附属小5年生の悠仁さま。お茶の水の高校は女子校なので、悠仁さまをはじめ男子児童がエスカレータ式に内部進学できるのは中学まで。そのため、その前段階の中学進学を機に別の学校を選択する児童も多い。
「悠仁さまはお茶の水小に隣接する筑波大学附属中に進学されるのではないかといわれてきました。そのために、“特別な制度”まで作ったんですから…」(お茶の水関係者)
その特別な制度とは、両校の間で行われる「提携校進学」のこと。双方の小学校から若干名を募集し、中学進学のタイミングで“交換”するというものだ。書類審査だけで、いわゆる「学力テスト」は不要だ。
「悠仁さまが受験をせずに筑波中に進学できるように作られた制度だともっぱらの噂です。悠仁さまが進学されたら数年のうちに廃止されるとまでいわれています」(筑波関係者)
かねてから、悠仁さまの東大進学が紀子さまの悲願だといわれてきた。偏差値75という超名門の筑波中に進学できれば、良好な学習環境のもとエスカレータで高校までの6年間を過ごし、東大進学も近づくというわけだ。だが、ここにきてその「東大ルート」に暗雲が垂れ込めている。