羽生結弦(22才)の五輪シーズンがついに開幕した。グランプリシリーズの初戦・ロシア大会は2位だったが、大技へ次々と挑戦し、並々ならぬ意気込みを見せた。
「GPファイナルは4連覇中ですが、羽生選手は毎年シリーズ初戦で優勝していないんです。今年は史上初の5連覇も、五輪の金メダルも狙っていますから勝負の年。現段階での仕上がりとしては、かなりいいと思います」(フィギュアスケート関係者)
そのせいなのか、最近の羽生はかわいいというより厳しい、戦う男の表情をうかがわせる。キスアンドクライでくまのプーさんを片手にはにかむ姿は相変わらずキュンとさせられるが、演技後のインタビューで松岡修造(49才)の質問に、淡々と冷静に答え続ける姿は堂々たるものだ。
そんな羽生が相好を崩し、“いつものユヅ”と違う表情を見せたものだから、ファンは騒然となった。10月16日にインターネット上のスポーツ応援サイト『GROWING』で公開された羽生と女性ピアニストのスペシャル対談でのこと。
羽生のSPの曲目ショパンの『バラード第一番』を彼の目の前で弾く黒髪の美女。羽生は体を小さく動かしうっとりと聴き入った様子を見せると、「汗かいちゃいました。あまりにも素晴らしすぎて」と手で顔をあおぐ。