年の差婚が話題を呼んだ、佐々木希(29才)とアンジャッシュ渡部建(45才)。お互いを「わっくん」「のんちゃん」と呼び合うアツアツのふたりが10月8日、永遠(とわ)の日に東京の明治記念館で華燭の典を迎えた。世界で最も美しい顔100人にも選ばれたことのある佐々木のウエディング姿をキャッチすべく、多くのメディアが駆けつけたが、挙式も披露宴も完全非公開。
「招待客は50人ほど。披露宴には、両家の親族に加えて希ちゃんの親友・大政絢さん(26才)や渡部さんの相方・児嶋一哉さん(45才)らが出席したそうです。有名女優と人気お笑い芸人のふたりにもかかわらず、列席した芸能人はごく一部の本当に親しい面々でした。
式の内容も、先輩芸人からのメッセージなどの余興やスピーチの類いはほとんどなく、ふたりのツーショット写真を大型スクリーンで流すだけ。芸能人らしい派手さとは無縁の簡素な式になりました」(芸能関係者)
今、佐々木・渡部夫妻のように昔ながらの式場で、小規模で行ういわゆる“ジミ婚”が復活を遂げているという。ウエディングプランナー・大和田浩子さんが解説する。
「会社の人を呼ばないという傾向は10年ほど前からありましたが、最近はさらに縮小気味です。親戚など身内だけ、20人くらいの少人数プランの人気が高まっています。場所も、教会や洋風のゲストハウス、外資系の高級ホテルから明治記念館や雅叙園のように歴史あるクラシカルな式場が人気に。2020年の東京五輪を前に、古くさいと敬遠されてきた“和”がおしゃれだと見直されているためです。その影響で和装のお嫁さんも増えています。
数年前にはサプライズでダンスを踊り出す『フラッシュモブ』など、一風変わった演出が話題を呼びましたが、そのブームもいち段落。今は簡素で落ち着いた式が多いですね」
一生に1度の“ハレの舞台”はなぜジミになったのか? 大和田さんによれば、新郎新婦が自分たちの意思で結婚式を挙げるようになったことが大きいという。