1年半後にやってくる次代の到来に向け、雅子さまへの期待は日を追うごとに膨らんでいる。だが、皇太子さまに「おひとり公務」を託された雅子さまの、連日の私的お出ましが波紋を呼んで──。
「愛子さまは頭に白いバンダナを巻き、カラフルな柄をあしらったクリーム色のエプロン姿で、てきぱきとお弁当を売っていらっしゃいました。メニューはおこわや天むす、すき焼き弁当など。お友達とご一緒に、笑顔で“看板娘”を務められていました」(目撃した人)
10月最後の週末、愛子さまが通われる学習院女子高等科(東京・新宿区)で、恒例の文化祭『八重桜祭』が開催された。
「終日雨でしたが、台風を吹き飛ばすくらい校内は活気に溢れていました。各教室では書道や華道の作品が展示されていたほか、愛子さまは高校3年生のダンスパフォーマンスなどをご覧になったそうです」(学習院関係者)
中等科3年だった昨年、長期欠席のさなかにあった愛子さまは文化祭を欠席された。
「毎年心待ちにされているイベントだっただけに、ご体調が整わなかったことは大変残念だったことでしょう。昨年は、欠席中でもクラスの出し物の景品のミサンガ作りなどをお手伝いされていましたが、やはり今年参加できたことに大変満足されているようでした」(宮内庁関係者)
土、日の2日間にわたって行われた文化祭には、雅子さまも両日足を運ばれた。
「愛子さまとお友達のツーショットを撮られたり、お友達のママも含め4人で写真に収まられたりしたそうです。また、国際交流部の展示教室に立ち寄られたり、東日本大震災で被災した福島県の復興協力をしたボランティア同好会の写真やレポートをご覧になったそうです」(前出・学習院関係者)
土曜は14時前に到着され、17時過ぎにお帰りに。日曜は、13時頃から16時頃まで滞在された。
「文化祭は子供たちの日頃の様子を間近で感じられるいい機会ですから、これまで、愛子さまの学校生活を心配されたことのある雅子さまも、愛子さまがはつらつと参加される姿にほっと胸をなで下ろされたことでしょう。ですが“今回ばかりは、自重すべきだったのではないか”という意見も宮内庁内部には散見されるのです。まして2日間連続でお出ましになられなくても、と」(前出・宮内庁関係者)
その“諫言”の理由は、東京から遠く離れた四国・愛媛にあった。