『かわいい妊婦の安産レシピ』(小学館)を出版するなど料理も得意な歌手の鈴木亜美(35才)が、とっておきのプライベート鍋を紹介する。
「今年の1月に出産してからは、育児中心の生活。お店の味をヒントに料理を作ったり、和洋中の食器を集めたりして家事を楽しんでいます。最近は脂っぽいお肉が苦手になり、鶏肉をよく食べます。鍋にすれば、スープでコラーゲンもとれてヘルシー。残ったスープは、翌日、湯豆腐や煮物に活用しています。中華が得意な母の料理を食べて育ったので、味つけはしっかりめが好み。鍋のときも自分の分には、“食べるラー油”などをたっぷりかけてます」
『薬膳鍋』
■材料
干ししいたけ…8枚、乾燥きくらげ…5g、はるさめ…50g
鶏手羽元…6本、紹興酒…大さじ1、豆板醤…小さじ1、しょうが…1個
豆腐…1/2丁、えのきたけ…1/2袋、長ねぎ…1本
白菜…1/4株、ほうれん草…1/2束、レタス…1/2個
ごま油…大さじ1、にんにく…6片、鶏がらスープ…5カップ
A=[くこの実・松の実・花椒・シナモン・陳皮…各大さじ1程度、八角・なつめ…各2個]
■作り方
【1】:干ししいたけ、乾燥きくらげ、はるさめは水で戻す。干ししいたけは細切りにし、戻し汁は残しておく。
【2】:鶏手羽元はフォークで表面全体を刺し、皮付きのまますりおろしたしょうが(1/2個分)、紹興酒、豆板醤を揉みこみ、冷蔵庫で30分以上寝かせる。
【3】:しょうが1/2個は薄切りにする。きのこ類、はるさめ、豆腐、野菜は食べやすい大きさに切る。
【4】:鍋にごま油を熱し、にんにくと薄切りにしたしょうが、【2】を入れ、肉の表面が色づくまで炒める。
【5】:【4】に干ししいたけの戻し汁、鶏がらスープ、A、ねぎの青い部分を加えて煮立たせる。
【6】:【5】に残りの食材を加えて火が通るまで煮る。
※女性セブン2017年11月30日・12月7日号