映画『光』のプレミア試写会が行われ、主演の井浦新と出演者の瑛太、長谷川京子、橋本マナミ、そして大森立嗣監督が登場した。同作は三浦しをんの同題の小説が原作。
「野生」に踏み出してしまった「人間」の姿――を描くこの作品。東京の離島に住む中学生の信之(井浦)と美花(長谷川)は交際していた。しかし、ある日美花が待ち合わせ場所で男に犯されてしまう。そして、信之は美花を守るために信之は男を殺したのだった。その夜、島に大天災が襲い掛かり、生き残ったのは信之と美花とろくでもない大人たちと信之を慕っていた輔(瑛太)だけ。それから25年後、結婚して妻子を持つ信之と芸能界で貪欲に生き続ける美花の前に輔が過去の秘密を携えやってくる──。
イベントで井浦は、瑛太との共演がとにかく嬉しかったと語った。実は以前から大森監督に対し、瑛太との共演を直訴していたのだという。一方、瑛太もかねてより井浦を尊敬しており、共演が決まった時、喜びとともに緊張を感じていたという。公開は11月25日。
■撮影/小彼英一