明るいニュースの少なかった2017年だが、最後に億万長者になれるチャンスがやってきた。「年末ジャンボ宝くじ」の発売期間は11月27日~12月22日。実は、高額当せんが出る「ツイてる売り場」に、はっきりした“傾向”が出てきているのだという。
「最近のジャンボ宝くじの高額当せんの傾向を分析すると、ツキが移動せずに“滞留”するようになっていることがわかります」
そう語るのは“山ちゃん”の愛称で知られる宝くじ研究家・山口旦訓氏だ。今年の年末ジャンボは3年連続で史上最高額となる1等前後賞合わせて10億円が25本。
「1等の金額が高額化している分、当せん確率は低くなっている。そのため日本三大売り場と呼ばれるような有名店でも1等が出にくくなったのですが、その一方で高額当せんが集中するエリアが出現しています。特に注目なのは埼玉県深谷市です」(山口氏)
深谷市は驚異的な“パワースポット”と化している。
「市内には売り場が5か所あり、不思議なことに“そのうち3つの売り場”で短期間に集中して高額当せんが出る、という現象が続いています。私は“深谷の黄金のトライアングル”と呼んでいます」(山口氏)
2005年、「深谷アリオCC」でグリーンジャンボの1等前後賞2億円、ドリームジャンボ2等1億円、年末ジャンボ2等1億円が出ると、「深谷駅前CC」からも年末の2等1億円、「花園道の駅CC」では翌2006年の年末で2等1億円が出た。これが1回目のトライアングル出現だった。