冬になると、頻繁に食卓にのぼる鍋料理。“鍋が続くと飽きてしまう”、そんな悩みを吹き飛ばす、目からウロコのアイディア鍋をタレントで元大関の力士小錦八十吉(53才)が伝授する。
◆食べまくって行き着いたシンプルな味
「幕内に上がるまで1年ぐらい、ちゃんこ番をやったよ。朝4時半に稽古を始めて、先輩が来たらちゃんこの用意。多いときは50人分ぐらいを、でっかい中華鍋で作るんだけど、俺たちはなかなか食べられないの。稽古は厳しいし、腹は減るし、悔しいから懸命に稽古して這い上がったよ。
ちゃんこは色々作ったけど、手羽のだしが出た、シンプルなこれが一番。相撲部屋で作ると人数が多い分、だしもたくさん出てうまいんだよね」
●『鶏手羽の塩ちゃんこ』レシピ
【材料】
手羽先…6本 大根…1/4本 長ねぎ…1本 豆腐…1丁 水…5カップ
【A】練り中華調味料…大さじ2と1/2 塩…ひとつまみ ブラックペッパー…適量
【作り方】
(1)大根は厚さ3mm程度の薄い半月切りにする。豆腐と長ねぎは食べやすい大きさに切る。
(2)鍋に水とAを入れて火にかけ、手羽先と(1)を加えて火を通す。
※女性セブン2017年11月30日・12月7日号