「ハワイの友人たちは新しいヘアスタイルを見て“I like your hair!”って褒めてくれました。娘たちはみんなロングヘアなので“わぁ、ママ、勇気出したね!”って言ってくれて。長男は気恥ずかしいのか、わざと“どなたですか?”って(笑い)」
そう笑顔で語るのは元横綱・若乃花(現・花田虎上氏・46才)の元妻で、現在ハワイ在住のタレント・花田美恵子さん(48才)だ。
彼女は11月20日に発売されたライフスタイル誌『クウネル』(マガジンハウス)で、胸まであった自慢の長い髪を40cmもバッサリとカットした。50才を目前にした彼女の“挑戦”には「短いの、すごく似合ってます!」「生き生きした表情が素敵」と同世代の女性から絶賛の声が上がっている。髪を短くした理由について、美恵子さんはこう明かす。
「今、48才なんですが、長男に続き、長女も成人して、以前に比べて自分の時間を持てるようになったことが大きかったですね。朝、子供たちを送り出したらヨガスタジオに行くんですが、そこから子供たちが帰宅するまで、午後の時間がまるまる空くようになったんです。こんなに自由な時間ができたのは二十数年ぶり(笑い)。もちろんお友達とランチに行くのも楽しいけれど、これから先の人生を考えたときに、このままではいけないという気持ちがふつふつと湧いてきて…。何か仕事をしたいなって強く思うようになった。今までの人生に区切りをつけるという意味も込めて髪を切る決断をしました」
美恵子さんは2007年に元夫と離婚後、2009年からは1男3女とともにハワイに移住。慣れない土地で、女手一つで子供たちを育てるのは決して簡単なことではなかった。スケジュールの違う子供たちをそれぞれ送り迎えしなければならず、仕事は自宅でフリーペーパーの原稿を書く程度、と子育て中心の生活。貯金を切り崩しながらの生活だった。
「ハワイへの移住を決めたのは、子供たちを守るためでした。でもこの8年間で、英語が全く話せなかった子供たちもたくましく成長しました。今までは“まだ子供が小さいから…”というのを言い訳に、自分の人生を見つめ直すことから目をそらしていたと思います。でも、もう言い訳はできません。昨年から始めたヨガインストラクターの仕事はもちろん、他にもさまざまなことに挑戦していきたいんです」(美恵子さん)
彼女はすっきりとしたヘアスタイル同様、軽やかな表情で新たな一歩を踏み出した。
◆自由になり、性格も変わった!