家族のための日々の献立作りには頭を悩ませるものだが、ルールを作ってしまえば案外ラクになるという。建設コンサルタント会社で働きながら食べ盛り3人の男の子を育てる尾崎友吏子さん。平日の献立には迷った時のための“定番”を決めているという。
「献立の第1候補は、家族からリクエストされたものや、自分が食べたいもの。それで決まらなければ、曜日ごとにあらかじめ決めてある定番メニューにします。実際のところ、忙しい水曜日と金曜日は定番メニュー、それ以外は食べたかったものと定番が1週間おきになることが多いですね」(尾崎さん、「」内以下同)
普段から、子供がテレビや雑誌を見て「おいしそう」と言ったものを、必要な材料とともに手帳に書き込んでもいる。
「翌週のどこかにそのメニューを入れておけば、少なくともその晩は献立に迷いません。ネタが尽きたら、第2候補の定番メニューにするだけ。いずれにせよ、平日は手間がかからず作りおきできそうなものになります」
これらのルールのおかげで平日は、急な残業でも外食に頼らず、帰ってすぐ、迷わず夕飯作りに取りかかれるという。
「逆に週末は、手作り餃子や揚げ物など、家族が食べたいものの中でも、手間のかかる料理を作ってバランスを取っています」
そんな尾崎さんのお宅のリアルな献立を覗いてみよう。