芸能

成人向け雑誌擁護の武田鉄矢 売り場で知恵働かせよと提案

成人向け雑誌擁護の論陣を張る武田鉄矢

 コンビニの片隅に置かれた成人向け雑誌コーナーに異変が起きようとしている。「ミニストップ」は12月1日から順次、全国の店舗で成人誌の取り扱いを中止すると発表した。

 このニュースを扱った情報バラエティー番組『ワイドナショー』(フジテレビ系)では、他の男性出演者たちが「(取り扱い中止は)構わない」とするなかで、歌手で俳優の武田鉄矢(68)だけは「ジジイだから読むんです!」「どこかに置いておいてほしい」と異議を唱えたのだ。その真意について、武田が改めて本誌にこう明かした。

「私としてはまだ“エロの惰性”がありまして、70を手前にしてもスケベがおさまらないんです。女性をはじめ、不快感を抱く方がいるのはわかりますが、(成人雑誌などを)排除することで世の中が清潔になる、という考え方はあまり好きではないなぁ、と思うのです」

 いまやネットなどで、手軽に無料で成人雑誌を超える刺激に触れられる。そうした中で、あえて店頭で買う雑誌にこだわる理由を「あの惨めさがたまらない、味わいなんです」と言うのだ。

「消えてゆこうとするもの、隠されているものを見つめたくなる時はあるじゃないですか。製造日がはっきりしない、着色料が入っているような食べ物が時としてむやみに懐かしいことがあるように、お店の片隅のエロ本というものは、ほのかな毒として、男の耐性──地震の耐性のように揺れに対する強度を増す材料になっているんじゃないのかなと思うんです。

 もちろん、エロ本の中で描かれているようなお姉さんはいませんし、あんな笑顔も、あんな体型の人も現実ではなかなか出会えないことにやがて気づくのですが、それでもいるかもしれないという夢をみること、妄想することが性というものの本質ではないでしょうか」

関連記事

トピックス

紅白初出場のNumber_i
Number_iが紅白出場「去年は見る側だったので」記者会見で見せた笑顔 “経験者”として現場を盛り上げる
女性セブン
ストリップ界において老舗
【天満ストリップ摘発】「踊り子のことを大事にしてくれた」劇場で踊っていたストリッパーが語る評判 常連客は「大阪万博前のイジメじゃないか」
NEWSポストセブン
大村崑氏
九州場所を連日観戦の93歳・大村崑さん「溜席のSNS注目度」「女性客の多さ」に驚きを告白 盛り上がる館内の“若貴ブーム”の頃との違いを分析
NEWSポストセブン
弔問を終え、三笠宮邸をあとにされる美智子さま(2024年11月)
《上皇さまと約束の地へ》美智子さま、寝たきり危機から奇跡の再起 胸中にあるのは38年前に成し遂げられなかった「韓国訪問」へのお気持ちか
女性セブン
佐々木朗希のメジャー挑戦を球界OBはどう見るか(時事通信フォト)
《これでいいのか?》佐々木朗希のメジャー挑戦「モヤモヤが残る」「いないほうがチームにプラス」「腰掛けの見本」…球界OBたちの手厳しい本音
週刊ポスト
野外で下着や胸を露出させる動画を投稿している女性(Xより)
《おっpいを出しちゃう女子大生現る》女性インフルエンサーの相次ぐ下着などの露出投稿、意外と難しい“公然わいせつ”の落とし穴
NEWSポストセブン
田村瑠奈被告。父・修被告が洗面所で目の当たりにしたものとは
《東リベを何度も見て大泣き》田村瑠奈被告が「一番好きだったアニメキャラ」を父・田村修被告がいきなり説明、その意図は【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン
結婚を発表した高畑充希 と岡田将生
岡田将生&高畑充希の“猛烈スピード婚”の裏側 松坂桃李&戸田恵梨香を見て結婚願望が強くなった岡田「相手は仕事を理解してくれる同業者がいい」
女性セブン
電撃退団が大きな話題を呼んだ畠山氏。再びSNSで大きな話題に(時事通信社)
《大量の本人グッズをメルカリ出品疑惑》ヤクルト電撃退団の畠山和洋氏に「真相」を直撃「出てますよね、僕じゃないです」なかには中村悠平や内川聖一のサイン入りバットも…
NEWSポストセブン
注目集まる愛子さま着用のブローチ(時事通信フォト)
《愛子さま着用のブローチが完売》ミキモトのジュエリーに宿る「上皇后さまから受け継いだ伝統」
週刊ポスト
連日大盛況の九州場所。土俵周りで花を添える観客にも注目が(写真・JMPA)
九州場所「溜席の着物美人」とともに15日間皆勤の「ワンピース女性」 本人が明かす力士の浴衣地で洋服をつくる理由「同じものは一場所で二度着ることはない」
NEWSポストセブン
イギリス人女性はめげずにキャンペーンを続けている(SNSより)
《100人以上の大学生と寝た》「タダで行為できます」過激投稿のイギリス人女性(25)、今度はフィジーに入国するも強制送還へ 同国・副首相が声明を出す事態に発展
NEWSポストセブン