●風景写真の場合
【1】思ったより、引いてみる── 一度、スマホを構えたら、そこから後ろに下がって撮ってみるのもおすすめ。意外な人やものが写りこみ、想像もしない写真になることもある。自分が「気持ちいい」と思う画角で切り取るのもあり。
【2】枝の面積を減らす── 例えば、きれいに咲き誇る桜。インスタ映えする写真を撮るポイントは、太い幹の部分を写さないこと。黒々とした樹木の色を少なくなると、空のブルーと桜のピンクが鮮やかに映える。
同書を編集したのは、流行語大賞「インスタ映え」で読者モデルが大賞受賞者となったファッション誌『CanCam』編集部。同誌が企画した今夏の「ナイトプール」では、ライトアップしたシティホテルのプールに、撮影目的の女性たちが殺到し、連日列をなした。いわば、インスタ映えブームを盛り上げた『CanCam』発の撮影テクニック集だ。同書では、ほかにも自撮りのテクニックやおすすめ撮影スポットなど、『CanCam』が1年以上にわたって特集してきたノウハウが紹介されている。
何かとイベントが多いこれからの季節、撮影の腕を上げて、インスタの達人を目指してみるのはいかが?
◆写真/大野咲子(hue inc.)、今城純(D-CORD)