芥川賞作家・中村文則による同名小説を原作とした映画『悪と仮面のルール』(2018年1月13日公開)のプレミア試写会が12月12日、東京・新宿バルト9で開催。主演の玉木宏のほか、共演の新木優子、吉沢亮、原作の中村文則氏、中村哲平監督が登壇した。
「絶対的な悪になるために創られた」と父から告げられた男が、初恋の女性を守るために殺人を繰り返すという物語。善悪の葛藤に揺れながら殺人を犯す主人公・久喜文宏を演じた玉木は「人間味あふれる主人だと思います」と語った。
試写会が行われた日は、京都の清水寺で今年の漢字「北」が発表された日ということで、玉木は自分にとっての今年の漢字は「繋」であると発表。「僕らが作った世界とお客様を繋ぐ」という思いが込められているのだという。
■撮影/小彼英一