女優・藤吉久美子(56才)がテレビ局員のA氏と不倫をしていると『週刊文春』が報じたことを受け、夫である太川陽介(58才)が会見を開いた。終始笑顔で記者の質問に答える太川に「神対応」との声がある一方で、「笑顔が逆に怖い」という意見も…。
太川は京都の呉服問屋生まれ。藤吉は福岡生まれで、父は開業医。ふたりは1993年のドラマの共演をきっかけに交際、1995年に結婚。太川は初婚、藤吉は歌舞伎役者と1992年に離婚しており、2度目の結婚だった。
「子供に恵まれず、梨園にもなじめずに離婚して、しばらくは実家に引きこもっていたそうです。九州男児のお父さんからは“離婚して傷モノだ”と言われ、離婚した自分が恥ずかしく人間恐怖症になっていた。そんな彼女の相談にのり、殻を破ったのが太川さん。ただ、太川さんとの間にも子供ができず、長い間、藤吉さんはどこか申し訳なさそうでしたね…」(芸能関係者)
待望の長男に恵まれたのは結婚から6年後の2001年だった。その後は夫婦そろってインタビューやテレビに出演しては子育てエピソードや夫婦の姿をあけすけに披露。太川の超亭主関白ぶりはみんなの知るところになっていった。
・毎度の食事に箸の持ち方まで厳しくチェック。
・当然呼び捨て禁止。本名に「さん」付けで呼ぶこと。
・夫にはいつも敬語を。
・男同士の会話に口を挟むのはNG。
・寝る時間は夫に合わせる。
・食事の時間も夫に合わせる。
・外食メニューは夫が決める。
「お父さんも亭主関白で、耐える女性だったお母さんの姿を見て、自分の中に何でもためこむ癖が身についた、とインタビューでも話していたのが印象的でしたね。太川さんの地雷を踏まないように、顔色をうかがうのがコツです、と藤吉さん笑っていました」(前出・芸能関係者)
亭主関白夫を抵抗なく受け入れながら、寄り添う妻。太川と藤吉は自然に「おしどり夫婦」と呼ばれるようになった。
住まいは夫が独身時代に東京郊外に建てた戸建て。夫の理想をかなえた家だが、妻が口を挟む余地はもちろんない。それでも、近所ではふたりで買い物に出かける姿が見かけられ、子供と鬼ごっこをする声が家から聞こえる。そんなおしどり夫婦に、少しずつズレが生じていたのか。
◆藤吉久美子の音楽活動が始まり…