年末年始の帰省ラッシュにハマって車が全く動かずにイライラ……。そんな時、いやがおうにも目に入ってくるのが周りの車の「ナンバー」だ。全国各地の地名とひらがな、4桁の数字が記されたプレートは、実は渋滞時の暇つぶしにはもってこいの雑学ネタの宝庫なんです。
◆謎の「111」が並ぶ駐車場
東京都中央区にある菓子メーカー「ギンビス」の駐車場には「111」の車が並ぶ。
同社の棒状ビスケット「アスパラガス」がモチーフなのか。広報に聞くと、「そう受け止めていただくのもありがたいが、“三つのI(国際性、独創性、教育性)”という企業理念を意識させるため、社用車に111をつけている」との説明だった。
◆陛下のナンバー
天皇皇后が乗る御料車(センチュリーロイヤル)には、皇室専用ナンバーがつく。公的行事の際には、丸みを帯びた銀円の中に金文字で「皇」と数字1文字が書かれたナンバーが使われ、それ以外の時は品川ナンバーの車両を使う。
◆在日米軍の車は?
在日米軍の軍人、軍属が日本で購入した車はひらがなの部分が「Y」になり、“Yナンバー”と呼ばれる。