「君はいまだに奥さんとセックスしてるのか? 自分の古女房とファックするよりもいいことがあるぞ。これから午後3時にラスベガスからカワイ子ちゃんたちがやってくる。2階の別室に行って一緒に楽しもう」
この一連の会話を、部屋の外で待っている知り合いの妻にスピーカーで聞かせるのである〉
そうして夫婦仲を引き裂いた後、今度は妻に「旦那は君を満足させられていないんだろ?」と言い寄る──というのである。前出・高濱氏の解説。
「トランプ大統領の女好きはビジネスマン時代から有名で、これまでに19人の女性と訴訟沙汰になった。このエピソードの真偽は不明ですが、米国人が抱くトランプ氏のイメージからすればさほど違和感はないでしょう」
●メラニア夫人は「トロフィーワイフ」
トランプ氏は24歳年下の妻をこんな風に評していた。
〈トランプはメラニア夫人について、得意気に、皮肉なしに「彼女はトロフィーワイフだ」と側近に語った〉
「トロフィーワイフ」とは、“金持ちの男が自慢したくなるほどの美しい妻”の意味だが、“見た目だけの女性”という揶揄として使われることが多い。それを本気で誇るのがトランプ氏の感性だというのである。
※週刊ポスト2018年1月26日号