外見のみならず、内面、行動力などを兼ね備えた美しい日本女性に贈られる「ミス日本コンテスト2018」が1月15日、都内ホテルで盛大に開催された。
今年は50回目という節目を迎えたこともあり、26年前にグランプリを受賞した女優の藤原紀香もゲストに招かれ、大会主催者より〈健康的な美しさによって日本の美意識をリードし続けている〉との理由で感謝状が授与された。
そんな記念すべき大会でグランプリに輝いたのは、市橋礼衣(のりえ)さん(23)。中学生の時から始めたというダンスの腕前は相当なもので、チアダンス、ヒップホップ、ジャズダンスと、ジャンルを問わず3度もの世界大会に出場。ドリカム(DREAMS COME TRUE)や東方神起のバックダンサーを務めた過去もある。
今大会も最終の水着審査でキレのいい自慢のダンスを披露し、審査員たちの目を釘づけに。グランプリ受賞後に「今の喜びをどんなダンスで表現したいか」と聞いてみると、こんな答えが返ってきた。
「キラキラのユニフォームを着て、笑顔全開で『やったー!』という喜びを表現できるチアです。チアは集団でいかに美しいフォーメーションを見せられるかというチーム競技のイメージがありますが、センターの女性がバシッと決めるところもあります。私、センターが好きなので…(笑い)」
じつは市橋さんは地元の愛知県で大学を卒業後、接客業がしたいと車のディーラーに就職。1年間社会人生活を送っていたが、歌やダンスの世界でもっと活躍したいという夢をどうしても捨てきれず、ミス日本の応募に至ったという。
また、いつの間にかミスコンの世界にどっぷり魅了されていたことも、今回の挑戦を決めた大きな理由だと明かす。