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人によりさまざまな“ゲン担ぎ” バラバラなのに効果ある?

気学風水鑑定家が「ゲン担ぎ」を解説

 開運を意識する新年。独自のゲン担ぎを行う人はいるが、そもそも「ゲン担ぎ」とは一体どういうものなのだろうか? 気学風水鑑定家の生田目浩美さんに聞いた。

 ゲン担ぎとは、これから行うことがいい結果となるように祈願する意味を込めて行われる行為のことを指す。だが「靴を履くのは左足から」という人がいれば「右足から」という人がいたり、「お札の向きは逆向きに」という人がいれば「一万円札だけ逆向きに」という人がいたり、人によって実にさまざま。いわば“正解がない”のがゲン担ぎの最大の特徴ともいえるが、バラバラのことをしているのに、効果は果たしてあるのか──。

「お正月のおせち料理は“ゲン担ぎのお重箱”です。『マメに暮らせるように』と黒豆を入れたり、『めでたい』で鯛、『よろこぶ』で昆布など。これは『試験に勝つ』ためにカツ丼を食べることと同じような語呂合わせですが、『音が同じものが同じエネルギーを持ち、気を上げる』という風水の考え方と非常に似通っています。

 風水は『自分に合ったプラスのエネルギーを取り入れることで開運する』というもので、自分が持つ星のエネルギーと相性のいい『五行』のエネルギーを取り入れることで、パワーアップして開運していくということですが、ゲン担ぎも通じるものがあります」

 ただし、ゲン担ぎ=風水、というわけではない。

「ゲン担ぎは『こうすればいい方にことが運んだ』という古くからの知恵というか、“習慣の積み重ね”のような側面もあります。風水は完全に理論づけられていますが、ゲン担ぎはそうではない。だから人によって同じ行為にも左足か右足か、というような違いが出てくる。違いがあってもよいことにつながるのは、『プラスのエネルギーを取り入れたことでよくなったから、今度も同じようにやってみよう』という気持ちの流れなんです。自分と相性のいい行動をとることがプラスのエネルギーになりよい気を生むということです」

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