国内

秋篠宮さまスキップ説 皇太子さまの次は悠仁さまか

皇位継承は皇太子さまの次は悠仁さま?

 2019年4月に生前退位をなさることをお決めになった天皇。その結果皇后も交代することとなる。しかし、皇太子妃・雅子さまには常に「“国母”としての重責が務まるのか?」という疑問がついてまわったこともある。

「皇太子さまが新天皇に即位され、雅子さまが皇后となられても、すべての公務にお出ましになるというのは現実的ではないとされてきました。そうなったとき、“秋篠宮さまが皇位を継承し、紀子さまが皇后になるべき”という極端な意見が出たこともありました」(皇室ジャーナリスト)

 皇室に嫁がれて以降、紀子さまは皇后・美智子さまの一挙手一投足から、女性皇族としての振る舞いを学ばれてきた。雅子さまの状況を鑑みれば、“次代の皇后かもしれない”というお気持ちで、公務に臨まれることもあったろう。

「筆頭宮家の妃として、紀子さまがこれまで担われてきた公務の数は計り知れません。聴覚障害者向けのイベントに毎年のように足を運んで手話でスピーチをされるなど、美智子さま同様、困難に立ち向かう人々に寄り添う姿勢もお持ちになっています。雅子さまが療養生活に入られてからは、それがより顕著に表れていると感じます」(前出・皇室ジャーナリスト)

 新天皇の誕生と同時に、秋篠宮さまは皇位継承順位第1位の「皇嗣殿下」となられる。実質的な皇太子待遇で、お付きの職員や予算も大きく増すことになる。そうなれば、紀子さまとご一緒に今以上の存在感を発揮されることになるだろう。

「現在の皇位継承順位に則れば、雅子さまの次の皇后は紀子さまです。紀子さまはその日の想定もされていることでしょう。雅子さまが欠席された今年の『新年祝賀の儀』でも『歌会始の儀』でも、昨年までの『講書始の儀』でも、本来“次の皇后”である皇太子妃が立つべき場所にいらっしゃったのは、他ならぬ紀子さまだったわけですから」(前出・皇室ジャーナリスト)

 だが、ここにきて紀子さまの「想定」とは異なる可能性が浮上している。

「“皇太子さまの次に皇位を継ぐのは悠仁さま”という、『秋篠宮さまスキップ説』が囁かれているのです」(宮内庁関係者)

 次代の幕開けとなる来年5月1日を、皇太子さまは59才、秋篠宮さまは53才で迎えられる。陛下が「生前退位」を強く意識され始めたのは、今から5年ほど前の80才目前だったといわれている。仮に皇太子さまが約20年、80才まで天皇の務めを果たされ、陛下と同様に退位を選択されれば、70代中盤の秋篠宮さまに皇位が継承されることになる。

関連記事

トピックス

中居の女性トラブルで窮地に追いやられているフジテレビ
「スイートルームで約38万円」「すし代で1万5235円」フジテレビ編成幹部の“経費精算”で判明した中居正広氏とX子さんの「業務上の関係」 
NEWSポストセブン
記者会見を行ったフジテレビ(時事通信フォト)
《中居正広氏の女性トラブル騒動》第三者委員会が報告書に克明に記したフジテレビの“置き去り体質” 10年前にも同様事例「ズボンと下着を脱ぎ、下半身を露出…」
NEWSポストセブン
佳子さまと愛子さま(時事通信フォト)
「投稿範囲については検討中です」愛子さま、佳子さま人気でフォロワー急拡大“宮内庁のSNS展開”の今後 インスタに続きYouTubeチャンネルも開設、広報予算は10倍増
NEWSポストセブン
回顧録を上梓した元公安調査庁長官の緒方重威氏
元公安調査庁長官が明かす、幻の“昭和天皇暗殺計画” 桐島聡が所属した東アジア反日武装戦線が企てたお召し列車爆破計画「レインボー作戦」はなぜ未遂に終わったか
週刊ポスト
「岡田ゆい」の名義で活動していた女性
《成人向け動画配信で7800万円脱税》40歳女性被告は「夫と離婚してホテル暮らし」…それでも配信業をやめられない理由「事件後も月収600万円」
NEWSポストセブン
NewJeans「活動休止」の背景とは(時事通信フォト)
NewJeansはなぜ「活動休止」に追い込まれたのか? 弁護士が語る韓国芸能事務所の「解除できない契約」と日韓での違い
週刊ポスト
昨年10月の近畿大会1回戦で滋賀学園に敗れ、6年ぶりに選抜出場を逃した大阪桐蔭ナイン(産経新聞社)
大阪桐蔭「一強」時代についに“翳り”が? 激戦区でライバルの大阪学院・辻盛監督、履正社の岡田元監督の評価「正直、怖さはないです」「これまで頭を越えていた打球が捕られたりも」
NEWSポストセブン
ドバイの路上で重傷を負った状態で発見されたウクライナ国籍のインフルエンサーであるマリア・コバルチュク(20)さん(Instagramより)
《美女インフルエンサーが血まみれで発見》家族が「“性奴隷”にされた」可能性を危惧するドバイ“人身売買パーティー”とは「女性の口に排泄」「約750万円の高額報酬」
NEWSポストセブン
現在はニューヨークで生活を送る眞子さん
「サイズ選びにはちょっと違和感が…」小室眞子さん、渡米前後のファッションに大きな変化“ゆったりすぎるコート”を選んだ心変わり
NEWSポストセブン
男性キャディの不倫相手のひとりとして報じられた川崎春花(時事通信フォト)
“トリプルボギー不倫”の女子プロ2人が並んで映ったポスターで関係者ザワザワ…「気が気じゃない」事態に
NEWSポストセブン
すき家がネズミ混入を認める(左・時事通信フォト、右・Instagramより 写真は当該の店舗ではありません)
味噌汁混入のネズミは「加熱されていない」とすき家が発表 カタラーゼ検査で調査 「ネズミは熱に敏感」とも説明
NEWSポストセブン
船体の色と合わせて、ブルーのスーツで進水式に臨まれた(2025年3月、神奈川県横浜市 写真/JMPA)
愛子さま 海外のプリンセスたちからオファー殺到のなか、日本赤十字社で「渾身の初仕事」が完了 担当する情報誌が発行される
女性セブン