婚活女性たちの結婚の「分岐点」をレポートするシリーズ。今回は、44歳男性が婚活サイトで出会った女性たちの驚きの生態。
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◆婚活サイトで人気のエリートサラリーマンを襲った人妻ショック
「婚活サイトに登録して半年くらいになります。僕は有料会員で、写真も載せているし、学歴も年収も、趣味なども丁寧に書いているから、それなりにアプローチをいただくんですよ。で、お相手の写真とプロフィールを見て、気になったらメールを数回やりとりして、感じがいいな、と思ったら、まずはお茶でもしましょうとなりますよね。そういう流れで5人と会いました」
そう語る優太さん(44)は、都内の一部上場企業で働く技術者。アラフォーとはいえ、有名国立大学を卒業、週1回はジムに通って細身の体系を維持しており、婚活サイトで人気なのもうなずける。30代のときに長く付き合った彼女がいたが、理想とする結婚観に隔たりがあり、結婚には至らなかった。40歳をすぎて出会いが減ったと感じ、思い切って、婚活サイトに登録したのだと話す。
「僕は、女性のルックスより、全体の雰囲気重視です。仕草とか、喋り方がおっとりした、やさしそうな方がいいなあと。それで、できるだけ早く、実際に会いたいと思うんです」
かくして優太さんは5人と実際に会った。ところが、そのうち3人が既婚者であることが発覚したのだ。
「最初に会った時点で打ち明けてくれた人もいれば、数回会った後に、実は……、と切り出された人もいます。いずれにしろ、ショックというか、驚いたというか。独身証明書の提出を必須としているサイトではないので、そういうリスクがあるのは考えたらわかるのですが、彼女たちも写真も載せていたし、メールのやりとりでは、違和感がないというか、結婚したそうな雰囲気が感じられたので」
実際に会った印象も、決して悪くなかったという。
「既婚者でなければ付き合っていただろうな、という方がいます。さすがに、既婚者とわかって付き合うほど、僕もおめでたくないわけですが……」
優太さんが婚活サイトで出会った既婚女性。彼女たちは何を求めて婚活サイトをさまよっているのか。2人に話を聞くことができた。