スポーツ

野球キャンプの掟 新人は「朝の声出し」「番記者サービス」

カープに入団した中村も初キャンプを迎える(時事通信フォト)

 2月1日、12球団は一斉にキャンプインを迎える。選手が各自で行なう自主トレと違い、チームが足並みを揃えるキャンプには「代々伝わる暗黙のルール」がいくつも存在する。

 例えばルーキーたちはキャンプで様々な「プロの洗礼」を浴びることになる。最も代表的なのが「朝の声出し」だ。選手を代表して新人に「第一声」を出させる恒例行事である。スポーツ紙デスクが語る。

「注目ルーキーが何を喋るか、番記者は注目している。気の利いた話が出ればニュースで取り上げられたり、スポーツ紙の一面を飾れたりする。“目標は開幕一軍”とか“新人王を狙います!”あたりが定番ですが、日本ハムの清宮幸太郎(18)にはもっとビッグマウスが期待されています。“ホームラン王”“打率3割”くらいは言ってほしいところです」

 清宮以外にも、広島・中村奨成(18)、ロッテ・安田尚憲(18)らの第一声が注目される。“目立つことを言わないと”というプレッシャーが練習の妨げになっては元も子もないが……。

 ちなみに阪神・藤浪晋太郎は2013年のルーキー時代、「声が小さい」と何度もコーチから注意された。何事も「ツカミ」が肝心だ。

 番記者への“サービス精神”も問われる。ヤクルト、巨人、阪神で4番を打った広澤克実氏が、新人時代を振り返っていう。

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