現役の「港区女子」でコラムニストの吉川リサコ氏。港区女子とは、実業家や業界人といったハイスペック男性をつかまえるべく、夜な夜なキラキラした飲み会を開く女性たちのことだ。「月間100人」の合コン経験を通じて多くの男性を見てきた吉川氏は、「女性を口説きたいなら飲み会の解散時間を決めるべき」と指摘する。
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誰しも、加齢には逆らえない。もちろん、私自身も。だからこそ、年齢を重ねても異性と出会って楽しい時間を過ごそうとするならば、相応の努力やケアが必要になる。
生理現象は止められないケースもある。少し前に深い仲になった男性は、最中に4回トイレに行った。また、以前口説いてきた男性は、イタリアンを食べたあとのバーで、私の耳元で甘い言葉を囁きながら、胃の空気が逆流する生理現象が止まらず、それはもう臭かった。
これらは仕方がない面もあるが、「女を口説くならソレはやめてよ」と思うケースも少なくない。
ある時、「寝る前に声が聞きたい」と電話してきた酔っ払いハイスペ男がいたが、なんだか様子がおかしい。電話の向こうで、ポチャン!と音がして、さらにブリブリブリブリと続く。トイレからラブコールをしてきたのである。最近の電話はそこまで音を拾うのかと感心…している場合じゃない。
たまにいるのは、頭も散らかり、歯には何か挟まり、シャツもはだけて、どうしようもない港区おじさんだ。医者などに多い印象があるが、お金は持っているのに身なりを気にしていないハイスペである。
そういう人たちに限って、段階を踏まず、会ったその日に「朝まで付き合わないか」とストレートな口説きをしてくるのも共通している。なぜなんだろうか。したいなら、もっと頑張って欲しいことはたくさんあるのだ。
そんな男性たちに伝えたい。生理現象は仕方がないにせよ、女を口説くなら最低限、髪はとかし、歯を磨き、顔を洗って清潔にするのがマナーだろうということである。
意外とこの基礎的な部分が抜けている男性は多く、飲み会でトイレに立った女子たちは、「あの人、口くさくない?」「歯、磨いてるのかな?」「家に鏡ないのかな?」と噂している。
そんな基礎的な部分は踏まえているぜ俺は!」という男性のために、口説き方のポイントで1つお伝えしたいことがある。