“侵略戦争”なる壮大なウソをはじめ“南京大虐殺”だの“従軍慰安婦”だのといったフィクションをチラつかせ、彼らは日本の防衛力強化と国際社会への積極的貢献を牽制してくるのである。この歴史戦が最も効果的な戦術であることがわかっているから、執拗に歴史問題を引っ張り出してくるのだ。
ならばこの歴史戦なる“悪性ウイルス”に触れても感染しないように“ワクチン”を打てばよい。そしてこれまで日本人を蝕んできた悪性疾患の病根、つまり東京裁判史観、自虐史観を治療すればよいのである。
*ケント・ギルバート/井上和彦・共著『東京裁判をゼロからやり直す』(小学館新書)より